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学校では教えてくれない世界史の授業(仮)Php文庫

Kenichi Sato

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901343
ISBN 10 : 4569901344
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
August/2021
Japan

Content Description

世界支配を目指した大国はいかに興り、滅びていったのか?

目次 : 第1章 アレクサンドロス大王こそ世界史の出発点―大王が成し遂げた「本当の偉業」とは?/ 第2章 大王の意志を受け継いだローマ帝国―アレクサンドロス大王からローマ皇帝へ/ 第3章 キリスト教と西世界・東世界の誕生―なぜローマは多神教から一神教に変えたのか/ 第4章 巨大な衝撃!イスラム世界が突如出現する―「西・東・イスラム」という三世界の図式とは?/ 第5章 なぜ、十字軍戦争は「世界大戦」となったのか―皇帝と教皇の思惑が三世界を揺り動かす/ 第6章 モンゴル帝国がふたつのグローバル帝国を生んだ―ローカルからグローバルへ、その一/ 第7章 なぜ西世界は「世界」を支配できたのか―ローカルからグローバルへ、その二/ 第8章 三世界の地球規模的な戦い―なぜ世界大戦と冷戦は始まったのか

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞。2014年に『小説フランス革命』(全12巻)で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年に『ナポレオン』(全3巻)で第24回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • イトノコ

    世界史を西世界、東世界、イスラム世界史のみっつのユニヴァーサルヒストリーに分け、それぞれの接触として捉え直す。/読み始めて、あれ、どこかで読んだような…奥付を見ると、「『学校では教えてくれない世界史の授業』を改題し、加筆・修正したものである」…。ええ、それなら持ってたよ…。まあ、おさらいには良い時期だったかもしれないけど。東世界の雄たるロシアと中国が今後どうなっていくのか。今回のロシアのウクライナ侵攻、まさしく東世界と西世界の衝突がどのような結末を迎えるのか。

  • 紗窓ともえ

    覇権を目指す3つのユニヴァースの見方に異を唱える人は多いと思いますが、他の世界を巻き込む世界史の大運動としては一つの捉え方かなぁ、と。自国で完結する歴史がなくなっていった末の現代世界に思いを馳せると、ウクライナの戦争を見るにつけ、よりリアリティがありそうです。インパクトとしてのモンゴル・ショックと核ショックも、その影響を考察すると、より興味深く感じます。

  • 中島直人

    佐藤賢一さんに期待して読むも完全に期待外れ。西、東、イスラムを世界とする見方、、、中華帝国を含まないで、世界、ユニヴァースと唱えるのは、どうしても違和感あり。間違った記述?も多く、残念な印象しかない。

  • 汲平

    世界史を西ローマ帝国、東ローマ帝国、イスラム世界の3つを源流とする3つのユニヴァースの関係で捕らえる。確かに分かり易いが、独特の史観に基づいているので受験勉強には向かない。見識の1つとしてはとても興味深かった。語り口は、さすがは佐藤賢一氏、テンポが良くて読み易い。

  • たかあき

    筆者も言っている通り、細かくではなく大雑把な流れで書かれているのだが、ローマ帝国分裂や、アヘン戦争の辺りの流れの把握がとても解りやすく理解が少し深まった。

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