Product Details
ISBN 10 : 4480510923
Content Description
建築は、一見すると哲学とも思想とも関係のない即物的なもので、定義など簡単にできそうである。ところが、建築ほど定義しづらいものはない―。20世紀末、構築的なものへの批判に晒され混乱をきわめた「建築とは何か」という問いに、著者は建築史と思想史を縒り合わせながら、真正面から立ち向かう。一本の柱が原野に立てられた太古から、ゴシック、古典主義、ポストモダニズム建築まで。建築様式の歴史的変遷の背後にはどのような思想があったのか。本書は、ひとつひとつ思考を重ねつつ、歴史的視座を与えようとした意欲的主著である。著者自身による自著解説を付した、待望の文庫版。
目次 : 第1章 建築の危機/ 第2章 建築とは何か/ 第3章 構築/ 第4章 構築と拡張/ 第5章 構築と自然/ 第6章 構築と主体/ 第7章 主観対客観/ 第8章 建築の解体/ 第9章 普遍の終焉/ 第10章 建築のモダニズム
【著者紹介】
隈研吾 : 1954年、神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員などを経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、東京大学特別教授・名誉教授。30を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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榊原 香織
読了日:2022/07/27
owlsoul
読了日:2022/11/03
かっさん
読了日:2022/05/09
ぼっせぃー
読了日:2023/06/11
yokkoishotaro
読了日:2023/05/31
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