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高校事変 X 角川文庫

Keisuke Matsuoka

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041110706
ISBN 10 : 404111070X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan

Content Description

『探偵の探偵』に登場する市村凛は、結衣の異母妹である凛香の実母だった。意識不明の重体に陥っているはずの凛だったが、驚愕の真相が明らかになる。時を同じくして慧修学院高校3年の生徒たちが、国際交流のためホンジュラスを訪問。その最中、メキシコの過激派組織ゼッディウムに襲撃される。背後には、優莉架祷斗―父・匡太の後継たる最強最悪の長男の姿があった!いよいよ佳境、クライマックスの第10巻記念作!

【著者紹介】
松岡圭祐 : 1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる。その他作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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高校事変は面白い。 最初、高校事変という...

投稿日:2021/04/16 (金)

高校事変は面白い。 最初、高校事変という題名を見て本屋で興味を持ったものの、手に取ることもありませんでした。 でも一旦、最初の一巻を手に取って買って、読んでみるともう面白さに引き込まれてしまいました。それで9巻までほぼ2か月に1巻のペースで出版されてきたのがペースを大幅に落とし満を持して登場したのがこの第10巻です。 シリーズを通じてのヒロインが凶悪犯罪者の娘として公安警察からマークされている女子高生。それが海外や凶暴な兄弟の悪と戦いながら「守るべき人々を必死に守る」という話です。「正義」の心を持つのに凶悪な犯罪者と戦うのに殺人犯にならなければいけない、でもからくも生き延びていくというのが、数々出てくるギミックの面白さとともに楽しむべきところです。 この小説、同じ著者の「探偵の探偵シリーズ」とも共通する人物が出ていて、そちらの方のファンならなおさら興味をもてます。 映像化のオファーが殺到とのことで、私のイメージでは外見は少し前のみちょぱさんだったのですが、彼女、役者はやらないだろうし、誰がどのように演じるかも楽しみなところです。

ロマンティック さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    ついに長男登場。敵役が一気にレベルアップしており、流石にここまでくると、生きているのが不自然なほどに痛めつけられる結衣。にも関わらず、クレバ―なはずの傭兵たちが、肝心なところで慢心してトドメを刺さないので、九死に一生を得続ける展開が繰り返され、前作までのような爽快感がない。最も、ここからラストに向けて盛り上げていくための助走であることは明らかなので、次作を楽しみに待つこととする。市村凛が登場し『探偵の探偵』とクロスオーバーしていきそうな気配。そちらを読んでいないので、次が出るまでに読もうか悩み中。

  • starbro

    JK青春ハードボイルド『高校事変』の第10弾です。新展開で、中米のホンジュラスが舞台になるとは思いませんでした(笑)今秋のⅪ巻が楽しみです。またⅫ巻以上続くことが判明したので、【★高校事変 完読プロジェクト】を立ち上げました。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/

  • utinopoti27

    宿敵田代グループを壊滅させた時点で、9巻に及ぶシリーズも、ようやく終焉を迎えるかに思えた。だが、ここまではほんの子供騙しに過ぎなかったのだ。今回の舞台はホンジュラス。国際交流を装って拉致された名門校の生徒たちを救うべく、現地に向かった結衣の前に立ちはだかる最強最悪の相手とは・・。半端な突っ込みなど問題にしないだけの破壊力で迫りくる凄まじい戦闘シーンの連続は、まさに圧巻の一言。これぞ高校事変、これぞ松岡流バイオレンスアクションの極み!!因縁の血脈に終止符が打たれる・・かもしれない(?)次回作が楽しみすぎる。

  • ひさか

    2021年3月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ10作目。予想通りの優莉ファミリーとの死闘が始まりましたが、次巻に持ち越し。実は結衣は護られていたという、あとだしじゃんけん的な話にがっくりきてしまいましたが、結衣の凄まじい戦闘シーンには拍手喝采です。

  • absinthe

    シリーズで最も大げさな作品。危険な作品にしたいからって、ホンジュラスへ。本作ではマンネリ打破のためか、敵がグレードアップして結衣は相対的に弱くなったように描かれる。いろいろ理由付けをしてなぜ今回の敵はすんごく強いのか、なぜ結衣では敵わないのかの説明が長い。とはいってもゲームのような感覚は最後まで続いて結局いつも通りかよ。前巻でラスボスの筈の勇次が小物感あふれていたのは本作との差を強調したかったのだろうか。著者が意図したほどには新味が出せていない気がする。このシリーズ、小ぢんまりした作品の方が面白いな。

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