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ISBN 10 : 4426614570
Content Description
現存する日本最古の歌集より四季折々の花の歌・厳選67首。さくら、たちばな、つばき、うめ―植物にまつわるコラムや、万葉集の豆知識など、読み物もたっぷり。
目次 : 1 春(アセビ 磯の上に生ふるあしびを手折らめど見すべき君がありといはなくに(大伯皇女)/ アマドコロ 葦垣の中のにこ草にこよかに我と笑まして人に知らゆな(作者未詳) ほか)/ 2 夏(アジサイ あぢさゐの八重咲くごとく八つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ(橘諸兄)/ ウツギ 卯の花もいまだ咲かねばほととぎす佐保の山辺に来鳴きとよもす(大伴家持) ほか)/ 3 秋(イネ にほ鳥の葛飾早稲をにへすともそのかなしきを外に立てめやも(作者未詳)/ イネ 稲搗けばかかる我が手を今夜もか殿の若子が取りて嘆かむ(作者未詳) ほか)/ 4 冬(ウメ 我が園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも(大伴旅人)/ ウメ 雪の上に照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき児もがも(大伴家持) ほか)
【著者紹介】
鈴木啓水 : 昭和23年東京生まれ。啓友書道会主宰。文部科学省後援硬筆書写検定・毛筆書写検定東京都審査委員。全日本書文化振興連盟・副理事長。日本書道協会本部講師。U‐CANペン字・書道講座テキストの執筆。ほか、書籍の執筆も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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