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ISBN 10 : 4569848567
Content Description
「おっさんは、私だった」。アナウンサーとして活躍し、現在はエッセイストとして活動する著者は、ある経験を契機に、これまで忌み嫌っていた「おっさん的な感性」―独善的で想像力に欠け、ハラスメントや差別に無自覚である性質―が自分の中にも深く刻まれていることに気づく。この“おっさん性”は、男女問わず多くの人々に深く染みついているのではないか。本書はそんな日本社会に染みついた“おっさん性”について考察した、著者と5人の識者との対話集である。人が心を殺さねば生き延びられない“おっさん社会”から脱却するためのヒントがここにある。
目次 : 第1章 “おっさん的”コミュニケーションの手放しかた―清田隆之(「“おっさん”マインド」とは?/ おっさんなるもの、おっさんコミュニティとどう付き合うか ほか)/ 第2章 なぜ日本では「女も男も生きづらい」のか?―多賀太(そもそも男性学とは何か?/ 男性という役割に生きづらさを感じている男性も少なくない ほか)/ 第3章 「愚痴ること」が開く地平線―熊谷晋一郎(まなざしの支配―多数派の視線を考える/ 「男性性の病理化」―かつてのおっさんは社会に適応できなくなった ほか)/ 第4章 “おっさん的”な分人を捨てるために必要なこと―平野啓一郎(「おっさん」は「カッコいい」の対極にあるもの?/ 若者文化とおっさん ほか)/ 第5章 日本の男性はどこへ行くのか?―上野千鶴子(上野さん、愛ってなんですか?/ 夫と交わした「エア離婚」 ほか)
【著者紹介】
小島慶子 : 1972年、オーストラリア生まれ。エッセイスト、タレント。東京大学大学院情報学環客員研究員、昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。学習院大学卒業後、TBSに入社。アナウンサーとしてテレビ、ラジオに出演。2010年に独立後は、各メディア出演、講演、執筆など幅広く活動。2014年、オーストラリアに移住。自身は日本で働きながら、夫と二人の息子が暮らすオーストラリアとを行き来する生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまきら
読了日:2022/12/08
katoyann
読了日:2023/03/23
タルシル📖ヨムノスキー
読了日:2023/06/15
tetsubun1000mg
読了日:2022/10/05
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読了日:2024/09/22
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