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影武者徳川家康 上巻 新潮文庫

Keiichiro Ryu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101174150
ISBN 10 : 4101174156
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1993
Japan

Content Description

慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された!家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ…。

【著者紹介】
隆慶一郎 : 1923‐1989。東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。’84年、『吉原御免状』で作家デビュー。’89年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

    数ページで徳川家康本人が死んでしまい、影武者が入れ替わるのだが、その影武者がとても不憫で可哀想な本σ( ̄∇ ̄;)

  • saga

    もし家康が関ケ原の緒戦に暗殺されていたら? タイトルを受けた設定かと思って読み始めたが、途中から史料を引用して著者の考察を示す書きぶりに、単なる時代小説ではない雰囲気を感じた。二郎三郎が「道々の者」として一向一揆に従軍した回想も面白かった。上巻を読むと、織田信長も徳川秀忠も悪人に見えてくる。徳川家存続のため、家康の影武者であることをひた隠しにしなければならない立場を生かした二郎三郎の生き残り戦略が、だんだんはまっていく様が痛快!

  • ちび\\\\٩( 'ω' )و ////

    高校生の頃漫画で読んだことはあったので興味本位で購入。読書をはじめたのが最近のことなので、長文で読むのに一苦労する。しかし、読んで行くとグイグイ引きこまれていく自分がいてます。非常に面白い。関ヶ原の合戦で実は家康は暗殺されていた。総大将が死んだ。負けは確定。天下分け目の関ヶ原。いったいどうなる?戦後もハラハラドキドキの連続。いったいどうなる?歴史の謎とされてきた部分に作者の深い分析からの味付けがあり、それが真実のように読み手に思わせる力強さがある。中巻にも期待大。リアルなif戦国歴史浪漫。

  • 財布にジャック

    流石「一夢庵風流記」の隆さんです。もしも徳川家康が関ヶ原で暗殺されていたとしたら?そしてその家康に成り代わった影武者がその後どう歴史を塗り替えていくのか?そんな壮大な物語をここまで面白く読ませていただけるなんて、なんて幸せなんでしょう。あまりのリアルさに、もしかしたら本当に家康って影武者だったのではと史実を疑ってしまいそうな程です。また、登場人物も豪華で、島左近や風魔小太郎の主役級の扱いにもニンマリとさせられました。

  • またおやぢ

    久しぶりに歴史物を読みたいと思い何気なく購入した一冊だが…いやぁー面白い。登場人物のキャラクターの整理が見事。史実の解釈とその解釈を物語に取り込み、あたかも事実であったかのように読ませる筆致は素晴らしい。

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