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透明な螺旋 文春文庫

Keigo Higashino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167922689
ISBN 10 : 4167922681
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

【待望の文庫化!】
誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密

南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、85年、「放課後」で江戸川乱歩賞受賞。99年、「秘密」で日本推理作家協会賞受賞。2006年、「容疑者Xの献身」で直木三十五賞受賞。同書は本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝き、12年にはエドガー賞(MWA主催)候補作となった。同年、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で中央公論文芸賞、13年に「夢幻花」で柴田錬三郎賞、14年に「祈りの幕が下りる時」で吉川英治文学賞、19年に野間出版文化賞、23年に菊池寛賞を受賞。また同年、紫綬褒章を受章。幅広い作風で活躍し、圧倒的な人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン

    ★★★★★★★★★☆湯川の出自が明らかとなるガリレオシリーズ第10弾。房総沖で男性の他殺体が発見された。間もなく身元が判明するが、同居していたはずの女性がある年配女性と共に忽然と姿を消しており…。捜査に当たる草薙や内海らが細い糸を手繰るように行き着いた先に、一人の天才物理学者の名が浮上する。事件の背後に横たわる悲しき真相とは。そこに湯川の人生はどう交錯してくるのか。東野圭吾が本作に仕込んだ最大の衝撃は湯川の生い立ちと過去作とのリンクにあるが、読み始める前にネタバレを踏んでしまったことが悔やまれてならない。

  • Atsushi

    房総沖で発見された男性の他殺死体。同棲相手の女性は失踪していた。母と子の愛と絆を描いたミステリー。ガリレオ湯川の出自と事件の真相が螺旋に絡み合う。“そういうことだったのか”。相手のことを想う嘘も優しさなのかもしれない。巻末に特別収録の短編「重命る」が嬉しいプレゼント。

  • KAZOO

    久方ぶりの東野さんのガリレオシリーズを読みました。10作目です。このシリーズは、短編集は若干子供だまし的な感じを持っていたのですがやはり長編の方が楽しめます。今回は、親子のきずな的な話が中心で今までは出てこなかった湯川の個人的な事情も明らかになっていきます。今後も続いていくのでしょうが、湯川も教授となって雑用が増えていくような気がします。

  • ま〜くん

    「湯川学の出生の秘密が分かる」と知人に聞かされ、それは実に面白そうと手に取った。ストーリーとしては2時間のサスペンスドラマ用に書いたのかなと思わせる程平々凡々。ガリレオシリーズの箸休め的作品という感想でした。難事件に強烈な個性を発揮して真相を解明する、そんな推理劇を期待するファンには少々物足りないかも。短篇は関係者の何気ない一言で一気に核心に迫った湯川の推理に何故かホッとした。初めて聞く用語が事件の肝になったが、その状況でそんなことが出来るのかという無理筋感は少しあったような。今後も湯川を追いかけます。

  • ほんた

    ガリレオシリーズではあるが、湯川学はポイントで登場する。湯川の原点を知ることができる作品。親子の絆を考えさせられる作品でもあります。 https://hontablog.com/透明な螺旋

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