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白馬山荘殺人事件 新装版 光文社文庫

Keigo Higashino

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334790424
ISBN 10 : 4334790429
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

「マリア様が、家に帰るのはいつか?」謎のメッセージを残して兄は自殺した。妹のナオコは友人のマコトと信州白馬の『まざあ・ぐうす』を訪れ、兄の死の真相を探ることに。英国風のペンションに集う、事件に居合わせた人びと―。彼らは何を求めてここに集まるのか?兄はなぜ死んだのか?密室トリックの謎とマザー・グースの暗号を解け!東野圭吾初期の傑作長編!

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、’14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、’19年第1回野間出版文化賞を受賞。意欲的に作風を拡げ、幅広い層の読者から人気を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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東野圭吾らしいミステリーで、なるほどなと...

投稿日:2021/07/04 (日)

東野圭吾らしいミステリーで、なるほどなと思わせられることが多かったです。読みやすいストーリーでなかなかよかったです。

AYA さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 麦ちゃんの下僕

    東野さんの作品を読むのは、映画公開時の『容疑者Xの献身』以来ですので、12年ぶり(!?)2作目。こちらは初期作品の新装版で、“読みやすくリニューアル!”とのこと…ページ数が増えているみたいですので、文字が大きくなったということでしょうか?山深い山荘で3年連続して発生した“謎の死”&密室トリック&暗号解読…と盛りだくさんな謎の数々は、解決編に入っても何だかスッキリしないぞ?…と思いきや、エピローグにかけての終盤で怒涛の展開!一気に霧が晴れていくように見えてくる“真相”には、哀しさと仄かな希望がありました。

  • ノンケ女医長

    英国風の小さな城を思わせるペンション。信州の山奥にあって、部屋数は7。ある登場人物が「ここにみんなが集まってくるのは何もないからじゃなくて、何かがここにはあるからじゃないだろうか」と述べたとおり。静謐さと、息をのむような美しい景観、そして美味しい食事を堪能できる。宿泊客はみな、貴重な時間を過ごしてきたのだと思う。長年、その満足体験を提供してきたオーナーと、シェフ。彼らがカウンターで過ごす会話から、重責を感じ取ることができた。ある女性の、壮絶な覚悟と復讐によって維持されたペンションに、私も泊まりたい。

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    (2025-1)初期の東野作品。信州白馬のペンションで死んだ兄。その死を不審に思いペンションを訪問する妹とその友人。マザーグースの歌の謎に、暗号解読、密室殺人のトリック。古典的な本格ミステリーへのオマージュを感じる作品。人物の描き方が「昭和」なところはあるけれど、謎解きやトリックなどは面白かった。初期の傑作だと思う。★★★★ご当地小説のコミュニティはこちらへどうぞ。 https://bookmeter.com/communities/338179

  • hiro

    『東野圭吾公式ガイド 作家生活35周年ver.』の自作解説で気になり読んだ東野さん初期の作品。マザーグース、密室、そして雪に閉ざされていないが舞台は山荘と、本格ミステリの要素が満載だった。兄の死因に疑問を持つ妹の女子大生・ナオコが主人公と、加賀シリーズの『どちらかが彼女を殺した』の逆のパターンだと思いながら読みだすが、冒頭からいっしょに事件の真相を追うナオコの親友・マコトに関する小ネタがあって、どれだけ伏線が張られているのだろうかと期待して読み始め、東野さんの本格ミステリとして最後まで面白く読めた。

  • yukision

    東野さん初期の長編ミステリー。マザーグースの歌を鍵にする暗号はアガサクリスティを彷彿とさせるが,基本知識が乏しく,残念ながらよくわからなかった。しかしながら密室の謎はなるほど,と納得。いくつもの伏線が回収される過程は予想外だっただけに面白く読めた。

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