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マスカレード・ライフ

Keigo Higashino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087754735
ISBN 10 : 4087754731
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

ホテル・コルテシア東京で開催されることになった、『日本推理小説新人賞』の選考会。
当日、文学賞受賞の候補者として、ある死体遺棄事件の重要参考人が会場に現れる!?
警視庁を辞め、コルテシア東京の保安課長となった新田浩介が、
お客様の安全確保を第一に、新たな活躍をみせる最新作。
シリーズ絶好調、累計550万部突破!

【著者略歴】
東野圭吾 ひがしの・けいご
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、19年に第1回野間出版文化賞、23年に第71回菊池寛賞、24年に第28回日本ミステリー文学大賞を受賞。多彩な作品を生み出し、その功績により23年に紫綬褒章を受章している。「マスカレード」シリーズをはじめ、『分身』『白夜行』『幻夜』『あなたが誰かを殺した』『クスノキの女神』『架空犯』など著書多数。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    東野圭吾は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。累計550万部突破のマスカレードシリーズ第五弾、意表をついた「日本推理小説新人賞」の選考会が舞台でした。東野圭吾版ホテル、安定の面白さ、まだまだシリーズは続きそうです。 作中作にて新人賞受賞作「イノチノアマリ」を読んでみたい。 https://lp.shueisha.co.jp/masquerade/

  • パトラッシュ

    ミステリのシリーズ物は変わらぬ部分と変わった部分との塩梅が難しい。過去作以来の伝統を好む読者も多いが、マンネリと感じてしまう人も確実にいる。新田が保安課長としてホテルマンになったマスカレードの新章は、新人文学賞選考と殺人事件が絡む意想外な展開で惹きつけながら、並行して描かれる新田の個人的事情がどう結びつくかで読ませる。ここで『黒笑小説』のキャラが登場するのはお遊びだろうが、乱歩賞や直木賞の選考委員をやった著者がニヤニヤしながら書く姿が浮かぶ。それでも最後は二回宙返りひねり返りを見事に決めるのは熟練の技だ。

  • bunmei

    『マスカレード・シリーズ』の第5弾。前作で刑事を辞し、ホテルコルテシアの保安課長に招かれた新田浩介と、ホテルマンの誇りを持ってお客様に接する山岸尚美の名コンビが、同僚として復活。今回は、ホテルで開催される『推理小説新人賞』の受賞者に関わる殺人事件容疑と、弁護士をしている浩介の父・克也が、30年前に扱った殺人事件裁判の被害者家族に関わる2つの事案を、警察と連携して明らかにしていく。2件の真相に行き着く先には、友情と家族愛といったヒューマンティックな要素が、しっかりと盛り込まれ、東野作品らしさも垣間見える。

  • のり

    マスカレードシリーズ第5弾。ホテルの保安課長となった「新田浩介」。そんな中、警察から殺人事件絡みでの捜査協力をホテルは受け入れる。緊迫したホテル内で他にも気になる宿泊客が…新田の父親も絡んでくる一件。「山岸尚美」の相変わらずの対応力は流石だ。プロローグで語られたのが警察を志した土台になったのだろう。それにしても罪を犯さなくても済んだはずの真相。痛まし過ぎた。派手ではないが、心理戦は良かった。

  • まちゃ

    「マスカレード」シリーズ第5弾。本作の舞台もホテル・コルテシア東京。保安課長となった新田浩介とフロント係の山岸尚美のコンビがホテルで発生する事件を解決する。本作のテーマは人間の多面性。マンネリ化することなく安定した読み応え。さすが東野さん、面白かったです。

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