Books

マスカレード・ゲーム

Keigo Higashino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087754612
ISBN 10 : 4087754618
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
累計495万部突破シリーズ、総決算!

【著者略歴】
東野圭吾 ひがしの・けいご
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。19年に第1回野間出版文化賞を受賞。『分身』『白夜行』『幻夜』『黒笑小説』『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』など著書多数。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パトラッシュ

    シリーズ物とはいえホテル・コルテシアで殺人が起こる事態に備えて新田刑事が三度目の潜入捜査とは、さすがに設定が苦しくなった。ホテル側も慣れたもので以前のような警察との衝突もなく、即座に山岸をロスから呼び戻すなど対応は万全。作者も承知の上か有能だが独断専行気味の女性捜査官を配置し、その捜査のためなら手段を選ばない暴走ぶりにホテルに迷惑をかけまいと新田が苦労するシーンは第一作をみているよう。しかし犯罪者側の描写は変わらぬ練達の筆で読者を翻弄し、最後のサプライズで物語が新しい方向へ進むと宣言したのは心憎い演出だ。

  • starbro

    記念すべき読んだ本5,000冊目の登録は、マスカレードシリーズの最新作、東野圭吾は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本作はロサンゼルスが舞台かと思いきや、地味な箱崎でした(笑) 東野圭吾版ホテル、安定の面白さ、最期の新展開で、まだまだシリーズは続きそうです。 https://lp.shueisha.co.jp/masquerade/

  • ノンケ女医長

    とても気の強い、梓真尋警部が登場。名前のルーツを本人がどう受け止めたのか分からないが、行き過ぎた捜査手腕で衝突が繰り返されていそう。刑事が眉を顰める様子に、ヒヤヒヤした。向上心溢れる女性警察官の気迫が、とても強烈だった。著者が今作で最も表現したかったことは、被害者家族の報われない感情だと思う。加害者が、短い刑期を済ませ社会に戻ったり、責任そのものを問えない事件が数多くある。被害者家族の連帯が生まれてしまう現状に、改めて悲しい気持ちになった。ラストシーンを何度か読み返す。彼の選択は本当に良いのだろうか。

  • bunmei

    お馴染みのホテルコルテシアを舞台にしたミステリー。数名の容疑者がホテルに集結する中で、彼らの動向を追い、殺人事件を防ごうとするだが、今回も、まんまとミスリードにやられた。自分の大切な人が、突然に殺された時、その遺族の無念さは計り知れない。しかも加害者が大きな罪に問われず、日常生活を送っていたら…。そんな加害者が3人続けて殺され、これ以上の事件を防ぐ為に潜入捜査する新田。新たに才女で敏腕な、梓刑事が登場し、中盤からはアメリカ帰りの山岸も加わり、罪と贖罪の入り乱れたヒューマンタッチな葛藤が、琴線に触れる。

  • Nobu A

    「マスカレード」シリーズ最新刊(図書館本)を読了。「イブ」と「ナイト」を数年前に読み、山岸尚美と新田警部の関係性は覚えているが他はうろ覚え。東野圭吾の措辞に関しては改めて言う必要なし。要はどんな物語展開で読み手を楽しませてくれるか。ローテーション殺人の次の殺害が起きると思われるコルテシア東京に犯罪被害者が集まる設定。そして最後のどんでん返しが既定路線。安定の面白さだが、犯人の動機や実行能力を考えると個人的には今一歩。ところで、最初の「マスカレード・ホテル」が未読了なのに気付く。図書館で借りて読まねば。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items