Product Details
ISBN 10 : 4334036465
Content Description
この本は「まじめな人」に捧げる本です。「まじめな人」とは、ある目標に向かって一所懸命に突き進んでしまう人。「まじめ」は日本では誉め言葉ですが、本当に褒め言葉に値するものなのでしょうか。そのことを疑ってほしい、というのが本書の考え方です。
(「はじめに」より)
「まじめの罠」とは、何かに対してまじめに努力した結果、自分や社会を悪い方向に導いてしまうリスクを指す。そして、いま、日本社会全体がこの罠にハマっていると考えると、いろいろな謎を解くことができる。
あなたは、この罠にハマっていませんか? 「究極の優等生」として悩みながら働いてきた著者が綴る、「脱・まじめ」の上手な方法と、そのご利益。
【目次】
はじめに
第1章 「まじめの罠」とは何か、そして、なぜ「まじめの罠」はあなたにとって危険なのか
1−1 「まじめの罠」とは何か
1−2 「まじめに生きる人生」は「幸せな人生」か?
第2章 あなたが「まじめの罠」にハマってしまうメカニズムを理解しよう
2−1 「まじめの罠」を生む外部要因――日本社会式エコシステムの存在
2−2 「まじめの罠」を生む内部要因――「まじめ」に特化したことによる大局観不足
第3章 「まじめの罠」の害毒
3−1 「まじめの罠」が当事者に与える害毒
3−2 「まじめの罠」が社会に与える害毒
第4章 「まじめの罠」に対する処方箋
1. 失敗を恐れるな
2. 問題設定そのものを疑え
3. 動物的な勘、身体感覚を養え
4.独立した経済力を持て
5. 自分のまじめさや常識を疑え
6.正しい自己認識を持て
おわりに
【著者紹介】
勝間和代 : 1968年東京都生まれ。経済評論家。現在、株式会社「監査と分析」取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学大学院ファイナンス研究科、慶応義塾大学商学部卒業。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。少子化、雇用、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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