Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• みかん🍊

  読了日：2020/09/11

  夜な夜なマタタビバーに集う野良の牡猫たち、ハードボイルドな野良猫だが実は人（猫）がいいのでNNN活動をしている、野良のプライドを持つ猫、母猫とはぐれたり捨てられた子猫、野良猫の世界は過酷だが猫好きの人間を探して外では生きられない猫を斡旋しようと動く、辛く哀しい話に泣き、身勝手な人間に憤り最後のモモタの愛情にも泣いてしまった、強がってもやっぱり人間と猫の絆はある。

• ケロリーヌ＠ベルばら同盟

  読了日：2022/02/28

  【にゃんこまつり2022】世知辛い世の中、人間、動物、共に生き難い。ましてや独立自尊の野良猫さまにとっては。地域の猫の福利厚生を目指す、猫のための猫による組織、NNNねこねこネットワークが、とある路地裏にあるらしい。そこでは、渋い猫さん達が、またたびを燻ゆらせ、情報交換に勤しんでいるという…。大の愛猫家で知られる作者の、ねこさん愛と知識をふんだんに盛り込んだ、心温まる五篇の物語。

• anne＠灯れ松明の火

  読了日：2020/12/20

  お友だちの本。中原さん初読み。猫目線が徹底していて、この人、前世は猫？と思うぐらい(笑)　CIGAR BAR「またたび」に集まって、マタタビに酔いしれる野良猫たち。見かけは怖そうでも、実は優しい彼ら。NNN―ねこねこネットワークで、生死の境にある猫を救うため、日夜頑張っている。人間が嫌いと言いながら、どの猫にも忘れられない人間がいて、心温まる交流も……。はけんねこ、というのは、自分が派遣社員みたいになるのかと思ったが、困っている猫を猫好きの人の家に届ける（派遣）という意味だったんだね。

• うまる

  読了日：2021/11/22

  矢崎さんのNNNと比べるとかなりスレた猫ちゃんたちだけど、野良猫の矜持や生き様が良く出ていて面白かったです。またたびのシガーバーに集うという設定に笑いました。哀愁漂う猫生に加えて、人間の勝手さを掘り下げるエピソードがあるのも良い。 作家さんが多頭飼いの猫好きなだけあってネコ愛たっぷり。ウルウルする所もあったし、全体的に楽しめました。ちぎれ耳のおばあさんの話が好きです。

• こまり

  読了日：2022/01/05

  年末に読んだのを登録してなかった。軽い気持ちで読み始めたら、結構何度も泣かされてしまった😅ＮＮＮ(ねこねこネットワーク、猫による猫のための組織！)は今日も猫好きの人の家に最高のタイミングで猫を派遣しているのだろう😸うちの猫たちもＮＮNの仕業だったのか(笑)

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