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レイテ沖海戦新装版(仮)Php文庫

Kazutoshi Handou

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569903293
ISBN 10 : 4569903290
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2023
Japan

Content Description

見事に死ぬことが立派に生きることであった―「栄光ある潰滅」「栄光の死」という戦史に刻まれた悲劇。昭和史の語り部が残してくれたあの戦争の記録。史上最大の海戦を活写!最後の艦隊決戦に向かう―若き海軍士官たちの魂の鼓動。日米海軍の死闘を描き切った戦史ドキュメントの傑作!

目次 : プロローグ/ 出撃(十月二十二日)「われわれは誓って生還は期さない」/ 接敵(十月二十三日)「旗艦愛宕がやられた、煙が出ている」/ 戦機(十月二十四日午前)「攻撃せよ、攻撃せよ、幸運を祈る」/ 犠牲(十月二十四日午後)「天佑ヲ確信シ、全軍突撃セヨ」/ 突入(十月二十五日夜明け)「もう走れないな、這って歩くだけだ」/ 決戦(十月二十五日午前)「馬鹿野郎、敵はすぐそこにいるんだ!」/ 離脱(十月二十五日午後・夜)「武人の情けだ、引き返そう」/ 葬送(十月二十六日〜二十八日)「海行かば水漬く屍、山行かば草むす屍…」/ エピローグ

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「漫画読本」「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て、作家。1993年、『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞、1998年刊の『ノモンハンの夏』で第7回山本七平賞、2006年、『昭和史1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』で第60回毎日出版文化賞特別賞、2015年には菊池寛賞を受賞。2021年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 植田 和昭

    ほぼ1日で読み切りました。壮大なレイテ沖海戦が一冊によくまとまっています。インタビューも膨大で、ものすごい労力がかけられています。小沢艦隊の囮作戦が成功して、栗田艦隊の突入が成功寸前になりながら、謎の反転をしたのは永遠の謎になるようです。栗田長官は、それまでにも謎の反転をしたことがあったのですから、まず艦隊司令の人選に問題があったというべきでしょう。サイレントネービイは、戦後もこのことに関して語ることはなかったようですが、このための犠牲に対しては責任がなかったというのでしょうか。

  • ひめの

    太平洋戦争のレイテ沖海戦の壮絶な様相を時系列にそって群像劇としてまとめた一冊。海軍兵学校七十三期の卒業生の証言を中心として構成され各隊、各艦の物語が臨場感満点で描かれている。艦隊が陣形を組み突き進む闘志からそれらが次々落伍し沈む虚しさ、生き残ったものの苦難などどれも胸を打つものである。これら戦争経験者の証言を聞くことの他、多数の証言と記録を1つの本にまとめ、さらに読みやすく素人にもわかりやすくかつ心打つ表現で書かれたことに著者の並々ならぬ熱意と力を感じる。日本のため奮闘した兵士たちと艦艇に哀悼の意を捧げる

  • おやぶたんぐ

    昭和19年前半に陸軍のインパール作戦、後半に捷一号作戦(レイテ沖海戦)。もはや戦略などない。本作戦において神風特別攻撃隊、出撃。同隊総指揮官関行男大尉ー「日本もおしまいだよ。僕のような優秀なパイロットを殺すなんて。僕なら体当たりせずとも敵空母の飛行甲板に五十番(500キロ爆弾)を命中させて還る自信がある」(p362)

  • ひめの

    再読。レイテ沖海戦の全貌を見渡し、時に1兵士の目線でマクロからミクロまで詳細に描く。何回見ても広大な海で日米大量の軍艦が行き交い沈んだ壮大さに驚く。各々の艦がたどった道や時系列は一回読んだだけだと不十分だったので再読。前回よりは詳細に理解できたかな。日本の作戦が杜撰だったにせよ意表を突くという点では米側を惑わせただろうし、実際米側も右往左往しムダな突撃をしている。しかし、圧倒的な艦隊、航空機が日本側を消耗させ誤った判断に導いてしまったのかなと感じた。サマール沖、特攻隊然り最前線ではよく渡り合ったと思う。、

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