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賢く生きるより、辛抱強いバカになれ

Kazuo Inamori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784023313200
ISBN 10 : 4023313203
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

京セラ、KDDIを創業、JALを再建し、平成の「経営の神様」といわれる稲盛和夫氏、
iPS細胞を開発し、京都賞並びにノーベル賞を受賞した山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長――。

2人には共通点があった。
理系出身、父親は工場経営者、挫折を繰り返した半生、愛妻家……。仕事のやり方はマラソンか、全力疾走の100メートル走か? 部下の育て方、叱り方とは? そして科学の進歩は人を幸せにするのか?親子ほど年の違う2人が語り尽くした進化論。

【目次】
まえがき 山中伸弥
序章 京都賞受賞から4年後の再会
第1章 原点は父親の工場
第2章 挫折と回り道を繰り返した人生
第3章 ありったけを捧げる覚悟
第4章 高い頂を目指す力
第5章 真のリーダーとは
第6章 熾烈な国際競争を勝ち抜く情熱
終章 科学の進歩は人を幸せにするか?
あとがき 稲盛和夫

【著者について】

稲盛和夫(いなもりかずお)
1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学卒業後、松風工業を経て、59年に京都セラミック(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長に。84年に第二電電(現KDDI)を設立し、会長などを歴任。同年に私財を投じ、稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。また、経営塾「盛和塾」の塾長として経営者の育成に尽力している。2010年に経営破たんした日本航空(JAL)会長に就任。2年後に再上場を果たし、13年に名誉会長。

山中伸弥(やまなかしんや)
1962年大阪府生まれ。神戸大学医学部卒業、大阪市立大学大学院医学研究科終了。米国グラッドストーン研究所博士研究員を経て、96年に大阪市立大学医学部助手、99年奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター助教授、2003年同教授。04年京都大学再生医科学研究所教授、10年4月から京都大学iPS細胞研究所所長。ヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作りだすことに成功し、10年京都賞先端技術部門受賞、12年ノーベル医学・生理学賞を受賞。

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Book Meter Reviews

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  • MI

    稲盛財団が私財を投じ、京都賞を設立。山中さんは、京都賞を受賞した経験をもつ。科学技術の進歩と特許、次世代のリーダーについて勉強になった。面白かったのは、天国と地獄のたとえ話。天国と地獄はさほど変わらない。どちらも大きな釜にうどんが煮えている。そして1メートルの箸をもっている。地獄では笑先にと奪い合い、結局食べられない。天国では互いに相手に食べさせるから丸々太る。この話を山中さんが聞いて科学の力で手元のボタンで箸を短くすることは出来る。うどんは食べられても幸せにはなれない。科学の進歩と幸せについて考え深い。

  • Die-Go

    図書館本。読友さんからのお薦め。対談しているお二人の専門分野に限らず、色んな職種の経営理念に役立つ。それに止まらず、生き方の示唆にも富んでいる。読んで良かった。★★★★☆

  • Miyoshi Hirotaka

    年齢差が30歳あるとプロ野球では現役時代が重ならない。王と清原、稲葉と大谷など夢の組合せは年齢差で実現しない。ところが、ビジネスマンや作家はこの夢が実現する。過去においては、トルストイとチェーホフが現役時代の重なりが長かった。世代が違っても分野が違っても高みを目指している人の経験や考え方には共通点が多い。世代を越えて共感したり、知を共有したりすることは、二人だけのものではなく、経験を受容する世代に共通した価値だ。わが国に残る過去の無形資産の継承、中でも、やり抜くという意志の力を引き継ぐことは最も大事だ。

  • Willie the Wildcat

    挫折、失敗を如何に糧とするか。向き合い、折り合い、但し、夢を追い続ける。『鴨川の風』・・・、大義と感謝が根底。道は違えど、人としての価値観を大切に、日々努力する姿勢に共感。一方、マラソン観の差異も興味深い。同じ”経営者”であっても、”益”の位置づけの異なる業界・役割の両氏の違いかもしれない。無論、どちらのアプローチも有り!"Application"への拘り。これも両氏に共通の大義ではなかろうか。

  • 魚京童!

    人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

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