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人を生かす稲盛和夫の経営塾 日経ビジネス人文庫

Kazuo Inamori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532196240
ISBN 10 : 4532196248
Format
Books
Release Date
February/2012
Japan

Content Description

社員を幸福にして、会社は発展。原理原則をはき違え、人材をくさらせるリーダーがなんと多いか。一丸となって危機を打開し、夢を実現するチームをどう育むか。京セラ、KDDIを創業し、経営する中で悩み抜いた末にたどり着いた、人や組織を生かすための独自の実践哲学・ノウハウを公開。若手経営者のための経営塾「盛和塾」の問答から厳選して編集。

目次 : 第1章 活力ある社風をつくる―見えざる部分が競争力に差をつける(硬直化した組織を立て直すには/ みなが納得できる評価法はあるか ほか)/ 第2章 社員のやる気を引き出す―夢を描き、心に火をつける(3K業種の仕事で、社員に夢と誇りを持たせるには/ 赤字脱却を果たしたとたん、不満が噴き出した社員をどうすればよいか ほか)/ 第3章 幹部を育てる―共同経営者をつくる(会社が拡大するとき、古参社員の処遇をどうするか/ 能力に一長一短のある幹部の育成はどのようにすべきか ほか)/ 第4章 自らを高める―尊敬されるリーダーとなる(トップとしての価値判断の基準をどう確立するか/ トップは第一線に出るべきか ほか)/ 終章 リーダーの役割一〇カ条

【著者紹介】
稲盛和夫 : 1932年鹿児島県生まれ。59年京都セラミック(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年には第二電電(現KDDI)を設立、会長を経て2001年より最高顧問。2010年2月、日本航空会長就任。若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成にも心血を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    今の当方にとって本書に出会えたのはベストタイミングでした。探し求めていたというよりも、何気なく(これを無心というのでしょうかね?)手に取ったのが本書との出会いでした。とにかく、読んでよかったと思いました。背中を押してもらったようで元気が出たことは間違いなのです。

  • ehirano1

    「どんなに賢い人を雇うにしても人間性のよい人を雇うことです。絶対に能力だけでは採用してはなりません。今、ウチにはこういう優秀な専門家が喉から手が出るほどほしいと思っても、人間性が伴っていない人は雇ってはなりません(p139)」。私も手痛い失敗をした経験がるので、凄く凄くよくわかります。

  • ehirano1

    「人間はみな感情の動物です。ですから、経営者というものはすばらしい心理学者でなければならないのです。働く人たちの気持ちが、どう揺れ動くかが読めないようでは、経営者のうちに入りません(p45)」。なんとも厳しい言葉ですが、経営者は従業員の生活も背負っている以上これくらい厳しくて当たり前なのでしょうね。

  • ehirano1

    「任せるのではなく、責任を持たせる(p179〜180)」。今では懐かしいことなのですが、いつもは“この件は君に任せる(担当してもらう)”と言うところを、“この件は君に責任を持ってもらう”と部下に言ったところ、目の色が変り、結果、その部下の仕事の質が向上したことを覚えています。

  • ehirano1

    学者肌の強く癖のある研究開発の現場にも著者は本書で回答していることと同様の振る舞いだったのか知りたいです。著者も研究開発出身ですので、その辺りに触れてほしかったです。

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