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Gosick 富士見ミステリー文庫

Kazuki Sakuraba

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829162293
ISBN 10 : 4829162295
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan

Product Description

聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女—ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を—。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、〈言語化〉してしまうのだ…という。西欧の小国・ソヴュールに留学した少年・久城一弥。彼はふとしたことから知り合った少女・ヴィクトリカとともに、郊外に住む占い師殺人の謎に挑む。しかし、それはある大きな謎の欠片でしかなかった。囚われの姫と、彼女を護る死に神が、幽霊の現われる呪われた船の謎に挑む。白と黒の物語の幕が今、開きます。

Content Description

聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女―ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を―。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、〈言語化〉してしまうのだ…という。西欧の小国・ソヴュールに留学した少年・久城一弥。彼はふとしたことから知り合った少女・ヴィクトリカとともに、郊外に住む占い師殺人の謎に挑む。しかし、それはある大きな謎の欠片でしかなかった。囚われの姫と、彼女を護る死に神が、幽霊の現われる呪われた船の謎に挑む。白と黒の物語の幕が今、開きます。

【著者紹介】
桜庭一樹 : ファミ通えんため大賞出身。ノベライズからオリジナルまで幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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主従関係にも似た関係から始まるミステリー...

投稿日:2005/04/08 (金)

主従関係にも似た関係から始まるミステリー作品。 フリル満点の生唾吐き出す作品ですvV

禾々梓 さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Yobata

    久城とヴィクトリカのゴシックミステリ。角川版既読済再読。QueenBeery号編。うん、若いなw初巻なので人物紹介も兼ね備えてるけれど久城とヴィクトリカの二人の仲が初々しく見えるねwまだ出会ったばかりで、それこそ二度目の嵐の時のような親密な仲にはなってないけど、ヴィクトリカの我儘に久城のほっとけなさは今後の仲を彷彿させるねwロクサーヌ,ネッド・バクスターのミステリへの推理力,知恵の泉は最初から抜群だねw富士見ミステリ文庫ではイラストもあり。イラストあるのもいいねwヴィクトリカ達のイメージも壊れなかったしw

  • くろり - しろくろりちよ

    『ゴシック』一冊目。閉鎖環境に囚われた少女を書くのが相変わらずうまい。幽霊船。過去に囚われた、殺人者たち。「この世の混沌から受け取った欠片たちを、わたしの中にある『知恵の泉』が退屈しのぎに玩ぶのだよ」そう言うヴィクトリカ自身も、自分という狭い檻の中に囚われている。外に引き出す鍵は主人公である一弥。ミステリーとして十分に楽しめるラノベ。今まで読んでなかったのがもったいなかった。

  • いっこ@SR推進委員会

    流行りものだからと敬遠していたのを悔やみます。男の子が女の子を守って、実は女の子も男の子を守っている。どツボです。すぐそばに分かりやすい答があるようで、でも予想を気持ちよく裏切ってくれる。小難しい推理小説より楽しかったです。ヴイクトリカのため勇敢にも銃の前に立ち塞がった時のズキューン!が彼が恋に落ちた音かと思いました^^;ほのぼのとした掛け合いと狂気じみた事件の差が面白い。特に二人を取り巻く描写が大切に描かれている気がして私も慎重に読み進めました。これは明日続きを求めて本屋に走るかもしれません…。

  • 星野流人

    アニメも観ていたけど、ぼんやり観ていたからか詳細が分からない部分があったため、原作ポロロッカを決意。富士見ミステリー文庫版、角川文庫版、角川ビーンズ文庫版。どれを読もうかなと思ってたら、たまたま富士見ミステリー版だけがあったので、富士見ミステリー文庫版で。真相を知りつつだったというのもあっただろうけど、読みやすく分かりやすい話だった。他の桜庭作品に比べると暗さや痛々しさはやや控えめで、安心して読める作品だった。ヴィクトリカと久城のやりとりが微笑ましい。

  • とも

    ★★★★面白い。ヨーロッパの架空の小国ソヴュールを舞台に、聖マルグリッド学園の生徒でホームズ役に不思議な少女ヴィクトリカ、ワトソン役は日本からの留学九城一弥で事件を解決する物語。プロットとしては、過去に起こった豪華客船遭難事故と、現在のヴィクトリカと一弥が豪華客船の招待状を手に入れそこで殺人事件に巻き込まれる2つのストーリーが交互に繰り返される構成。初めは読みずらが、中盤辺りからペースが上がるにつれて面白さも増していく。よく練られた作品で、これがシリーズで続きがあって楽しめることに感謝。

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