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コスパで考える学歴攻略法 新潮新書

Kazuki Fujisawa

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106109744
ISBN 10 : 4106109743
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

子供の教育には多大な費用と時間を割かねばならない。家庭の限られたリソースを使って、いかに効果的に果実を得るか。中学受験と高校受験ではどちらがコストパフォーマンスがいいのか。身も蓋もないが、子供にはできれば一流大学を卒業し、高い年収を得られるやりがいのある仕事に就いてほしい。そんな親心に応えるべく、膨大なリサーチと実体験をもとに、子供が現代の学歴獲得競争で勝ち抜くための戦略を論じる。

目次 : 第1章 たかが学歴 されど学歴/ 第2章 日本の高校までの教育レベルは高い/ 第3章 学校のカリキュラムは何を目的に作られているのか/ 第4章 中学受験はダービースタリオンだ/ 第5章 格安の公立中学からの高校受験ルートで学歴獲得競争に勝つ/ 第6章 日本の教育に足りないものを家庭で補う

【著者紹介】
藤沢数希 : PhD、物理学研究者、外資系投資銀行でクオンツ、トレーダーを経て、現在は香港にて資産運用業を営む。メルマガ「週刊金融日記」発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    多大な費用と時間が掛かる子供の教育を家庭の限られたリソースを使って、いかに効果的に果実を得るか。膨大なリサーチと実体験をもとに、子供が現代の学歴獲得競争で勝ち抜くための戦略を論じる一冊。そもそも今の大学進学率はどれくらいなのか、日本の教育レベルはどれくらいなのか、何を目的にカリキュラムが作られているのか、中学受験と高校受験ではどちらがコストパフォーマンスがいいのかなどを解説していて、やや中学受験よりの内容でしたが、中学受験をしている割合は全体の一割程度で、考え方としていろいろと参考になる部分がありました。

  • yunyon

    これはもう子どもの受験が全部終わっているから冷静に読めた一冊だな。渦中にいたら、グラグラしちゃう。受験をダビスタに例えたのは、なるほどと思うけど、これを見て真剣に受験生の親やってて、腹が立つような人は、もう少し肩の力を抜いたほうがいいのかも。Z会の小学2年生の教材を見たことがあるのですが、そこにはこの本に出てた「逆算」を使う問題がしっかり出ていて、さすがZ会はもう2年生から中学受験算数の基本のキをたたき込むんだと、改めて教材の良さを感じた。まあ、子育てそのものがコスパで語り始めたら、地獄をみるのだけど…

  • mintia

    中学受験は課金すればするだけ難関校に合格できるものだと思っていたが、どうやら違ったみたいだ。私立中学へ行っていた友達を羨ましく思っていた。でも、過酷な競争をしていたり、超優秀なライバルを見て絶望感を味わったりしていたのかと考えると、まったりと公立中学に行った自分のほうが幸せだったと感じる。

  • kubottar

    日本の教育は概ね高いレベルだが、唯一英語だけが弱点で、その攻略法が面白かった。

  • kitten

    図書館本。学歴をゲームとして考えて、最適化する。わかりやすいけど、そんなにうまくいくかいな?とも思った。SAPIXに通っている小学生の中で、上位5%に入らないとトップ校には合格できない。それも、やらせてみないとわからない訳で、中学受験はかなりバクチだと思う。英語教育に関しては、その通りだけど笑った。いや、留学するのが手っ取り早いのはわかるが、それができりゃ苦労しないよ。結局、課金しなきゃ難しくない?コスパだけ考えるなら、医師にならないのは悪手。日本の教育は、うまく利用すれば悪くない。

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