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黒博物館 ゴースト アンド レディ 上 モーニングkc

Kazuhiro Fujita

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784063884777
ISBN 10 : 4063884775
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Product Description

ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に
展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。
ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、
黒衣の学芸員は知ることになる。
超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が
歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…!
藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション
超待望の第2弾、ここに開幕!

Content Description

ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。
ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…!
藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫

    ゴーストとレディの関係性が「うしおととら」を連想させて、冒頭からニヤリさせられる。高密度な作画には重厚な格調すらあり。お話は伝奇というよりまず伝記的な面白さが先に来ているが猛烈に読ませる。上巻の地盤固めから、いかに下巻で奇想を炸裂させるか大いに期待。

  • mocha

    英国でとても有名なゴースト、王立ドルリーレーン劇場に現れる「灰色の服の男」。彼に自分を取り殺してくれと頼むのは、あのナイチンゲール。まず設定がとても面白い。史実に荒唐無稽な要素を織り込んで、どきどきするようなストーリーを創り上げている。ゴーストのやりきれない過去も、その表情もいい!ふたりの会話にはシェイクスピアのセリフが散りばめられ、ヴィクトリア朝のロマンにどっぷり。

  • ゼロ

    ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名なフローレンス・ナイチンゲールが、グレイという生霊に出会い、殺してくれと願うところから物語は始まる。グレイの気まぐれにより、「絶望」した時に殺すことになった。フローは、死を覚悟してからは、親から看病することを反対されても、病院の立て直しすることもめげずにいた。かのクリミア戦争ですら、軍に逆らわずに、戦っていた。逞しい女性に映りました。

  • まろんぱぱ♪ 

    何これ面白い、フローレスナイチンゲールって、こんなに可愛い女性だったんだ。描かれる彼女の生き様は、「気高く神々しいと知られているナイチンゲール」でなく、絶望と死を望む女性、新しいナイチンゲール象が描かれています。彼女の原動力が何だったのか、一つの解釈としてはありだと感じます。幽霊のグレイもそんな彼女に引かれていく、ナイチンゲールの絶望とは何なのか気になります。こんなにダイナミックで魅力的なナイチンゲールは初めてです。医療関係者には読んで欲しい。自分の仕事の原点の一つが感じられるかもしれない。

  • sin

    自分の使命に従えないことに絶望して死を望みゴーストに出会い、その為かえってその道を進むことになるナイチンゲールという設定が意表をつくが、作者お得意の皮肉屋と頑張りやさんの主人公の対比はワンパターンだけど好感がもてる。さて後半はその皮肉屋ゴーストの気になる人生が描かれて…続く

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