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13階段 文春文庫

Kazuaki Takano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167801809
ISBN 10 : 4167801809
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

無実の死刑囚を救い出すために与えられた期限は三ヶ月、報酬は一千万円だった。不可能とも思える仕事を引き受けた二人の男に待ち受けていた運命とは―手に汗握る展開と、胸を打つ驚愕の結末。現代社会の罪と罰を問い、圧倒的なサスペンスで読書界を震撼させた江戸川乱歩賞受賞作。『十年ぶりの後書き』収録。

【著者紹介】
高野和明 : 1964年生まれ。映画監督・岡本喜八氏に師事し、映画・テレビ・Vシネマの撮影スタッフとなる。その後、脚本家を経て小説家に。2001年『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を、2011年『ジェノサイド』で第2回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nobby

    再読。4年以上経って読んだが、ほぼ覚えてたのはさすがの傑作。樹原の冤罪をはらそうとする南郷と三上の奔走と近付く死刑執行、このスピード感が堪らない。そして真相が分かったようではっきりしないモヤモヤにページをめくり、ラスト前の驚きの事態に混乱!最後は2人の身を案じながら夢中になってしまう。“死刑”の仕組みを説明しながら、それを受ける側行う側両方の苦悩を描いて心揺さぶられる。

  • takaC

    なぜ版元が変わったんでしょうね。内容は同じだが(自分は)講談社文庫の方が読みやすいと思う。

  • やきいも

    江戸川乱歩賞受賞作品。ドキドキハラハラする展開のミステリーが読みたい方におすすめの一冊です。無実の死刑囚を救う為、ある男が高額の報酬で二人の男を雇った。死刑執行の日はせまってきている。二人の男は死刑囚を救えるのだろうか...。最後が気になって一気に読んでしまいました。法律に関する説明はやや難しいけど、それ以外のところは文章も読みやすかったです。

  • chikara

    ジェノサイドに続き13階段です。死刑制度・罪と罰への問題提起から考えさせられ、そしてスリリングな展開が待ち受ける良質な作品でした! 高野氏は凄い!

  • おつぼねー

    「死刑」は、殺人者たち犯罪者自身が維持しているという。何と因果な制度か。人が人を裁く。その執行場面のリアルさには、内蔵を掴まれるような緊張感があった。張り巡られ回収された伏線には唸るものがあるが、何とも重いテーマだった。でも確実に記憶に残る一冊となった。

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