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必ず書ける「3つが基本」の文章術 幻冬舎新書

Katsushige Kondo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344983984
ISBN 10 : 434498398X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

文章を書くのは苦手ですか?簡単に書くコツは「3つ」を意識すること。これだけで小論文や仕事の報告書、ブログ記事などどんな文章も短時間で、しかも他人が唸る内容に仕上げることができます。「(1)遠景を描く(2)近景を描く(3)心模様を描く」「(1)体験(2)そこから気づいたこと(3)普遍性をもたせる」など、本書では今すぐ役立つ「3つ」を伝授。長年新聞、雑誌上で健筆を振るってきた名コラムニストが自らのメソッドを明かした、文章術の決定版!

目次 : 第1章 何を書くか(個人的な体験にどう意味を持たせるか。それが作文です。―(1)体験/(2)気づき/(3)普遍性/ 何を書くか。3項目の骨格メモを手元に置いて書き始めてください。―(1)初め(導入)/(2)中(展開)/(3)終わり(終結)/ 有ー無(ウーム)と「考える人」の答えが読ませるのです。―(1)有りや/(2)無しや/(3)その答え/ あなたならではの文章は、一つの疑問から生まれます。)/ 第2章 どう書くか(自分と周りとの関係性をどう描写するか。文章力が問われるところです。―(1)人/(2)物/(3)自然/ 胸中は景(眺め)に託して描きましょう。―(1)遠景/(2)近景/(3)心模様/ 最小のもので最大のものを描くと、深い味わいが出ます。―(1)全体/(2)部分/(3)細部/ 視て聴けば、生命の何たるかも描けます。―(1)視/(2)聴/(3)生/ 景色は語らいを生み、共感を呼んでくれます。―(1)情景/(2)語らい/(3)共感/ 読み手が笑いながらうなずいでいる。そんな文章、書いてみませんか。―(1)たとえ/(2)まじめな冗談/(3)なるほどの共有化)/ 第3章 どう構成するか(何があったのか。そこから書き始めてください。―(1)現在/(2)過去/(3)未来/ 頭でわかっても心は別です―。(1)理解/(2)納得/(3)自己表現/ 多くの事実を得ないと、真実は描けません。―(1)聞く/(2)事実/(3)真実)

【著者紹介】
近藤勝重 : コラムニスト。早稲田大学卒業後の1969年毎日新聞社に入社し、論説委員、「サンデー毎日」編集長、専門編集委員を歴任。現在、毎日新聞客員編集委員。夕刊に長年連載の「しあわせのトンボ」は大人気コラム。2009年より早稲田大学大学院に出講、「文章表現」を教えている。親交のあった高倉健氏も12年秋に聴講。端正な文章には定評があり、灘中学校など中学、高校の入試問題文としてよく使用される。東西ラジオの情報番組などにレギュラー出演、多彩な能力を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • gonta19

    2015/11/29 紀伊國屋書店神戸店にて購入。 2017/1/23〜1/25 TBSラジオの荒川強啓デイキャッチで知った近藤勝重さんの文章術。なかなか実践が難しい文章読本が多い中、ポイントを3つに絞った説明は非常に明快。これから小論文の試験などを受ける受験生にもぴったりではないか。単なる大阪弁をしゃべる気の良いおっちゃんだと思っていたが、なかなかどうしてやり手でしたなぁ。まあ、毎日新聞でお偉くなられてる人なので、当たり前っちゃあ当たり前だが。これも、最後に書かれているように大阪弁の良いところかもしれ

  • 赤星琢哉

    様々な文章術を全て3ステップで簡単に解説してくれる本書。著者がお薦めする、他の著者(村上春樹さんなど)のフレーズ・文章を多数引用しながらの解説は面白い。ブログ、Twitter、Facebookなど、誰もが文章を書き、発信できる現在。巷には文字が溢れている。しかし、そのどれ位が、有意義に伝わっているのか。もしその伝わる量が少しでも増えれば、人々の共感総数が増え、それはそのまま、幸せな社会に繋がるのでは、と思ったり思わなかったり。とても勉強になりました。

  • リキヨシオ

    「必ずあなたに幸運が〜!」や「億万長者になれる!」とうたうブレスレット等にはウンともスンとも動かないのに、何故か「必ず書ける!」や「〜になれる!」という題名の書籍にはそそられます!そんな甘い蜜に誘われる感覚で読みました。うん!当たり前の事だけど、読んだだけでは駄目なのです。内容にある事を実行して日常的に実践する必要があるのです。大切なのは「3つの基本」で、1・何を書くか、2・どう書くか、3・どう構成するか、そして3項目ごとにおいても、さらに細かい3項目があります。個人的には日頃の比喩トレは常に実行します。

  • こういち

    相手に自分の思いを伝えることの難しさを日々痛感する。ましてや、それを文字に置き換えるや、ついつい着飾ってしまう。それではダメなんですね。文章全体を引き立てるには「削る」作業が必要なのかと、思わず目から鱗、いや逆むけに冷水が染み入りました。いつも基調は小論文なので、斯様な文章読本は初読み。表現の奥深さに触れながら、論法の習得と自意識改善にまで至り、三段論法さながらの一石三鳥=Bこれで少しは人として裾野が広がったら最高だ。

  • KJ

    期待してたほどではなかった。内容が良くないというよりも、ある程度は書ける人向けかな。参考になったのは「骨格メモ」と「比較対象語法」。いろんな著名人の文章が紹介されてるが、小林秀雄・村上春樹の言葉はただただ唸るしかない。著者の言葉「寝る子は育つ、書く子はもっと育つ」これも、うまいね。

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