Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• アキ

  読了日：2019/01/23

  幸せの国ランキング１位のフィンランド。「シス」とは困難にあってもくじけない強い心のこと。自然と触れ合い、男女ともサウナで裸のつき合いができ、水もきれいで食事もシンプルな生き方ができるのが魅力的。困難な環境だからこそ逆境を生き抜く知恵が発達したのは、国の歴史にも当てはまる。冬の海で泳ぐ冷水治療は心臓死しないのか疑うけど人はむしろ逆境に追い込んだ方が能力を発揮するようにできているのだろうか？身体を鍛えると精神が強くなるというのは共感する。体が心に与える影響はもっと研究されてしかるべきだと思う。

• bianca

  読了日：2020/06/17

  シスは、言わば「不可能を可能にする氷のように冷たい決意」鍛えるとレジリエンス（立ち直る力）が増して、強い達成感と満足感を得られる。苦しい時代を乗り越えてきたフィンランド魂。人々は自己顕示ではなく、自己研鑽に勤しんでいる。“less is more” “small is 禅”というワードも出てくる様に、日本文化とも共通点が多く、共感できる。快適さを追求せず、DIYシス（自分で体を動かし解決）・過酷な天候でも装備をしっかりして外出・知の追求など、心をリセットする方法が多々ある。座っている時間を減らすと決意した

• はるき

  読了日：2021/11/27

  　フィンランドの「sisu」。言語化するにはまだ理解が足りませんので、近いうちに再読ます。何にでも良い面と悪い面があるので一概に言えませんが、忍耐強く努力を続けるって昔の日本人が得意としたところだと思う。原点回帰も良いかもね。

• 回天アセロラ

  読了日：2019/12/25

  ｢シス｣とは｢意志の強さ｣。決してあきらめず、安易な道に逃げない｢強い心｣。 サウナ、アイススイミング、自転車、森林浴、シンプルなエクササイズ、食事法、暮らし方が｢シス｣を育む。 ｢Less is more（シンプルに生きることがより充実する）｣｢貧乏人は安物を買う余裕はない｣などフィンランドのことわざはためになった。

• hannahhannah

  読了日：2018/10/20

  ムーミンを生んだ国、フィンランドに伝わるレジリエンス精神であるシスを紹介する本。自転車やサウナ、アイス・スウィミング、運動、シンプルな食事、ミニマリズム、育児などが述べられていた。フィンランドは国民の幸福度が高く、住みやすそうだ。もちろん完璧な国などない。住んでみたら、寒すぎて長すぎる冬や、ずっと暗い時期、酒を飲んで暴れまわる連中など良くない点も目に付くだろう。今年読んだ『一流の頭脳』と『NATURE FIX』、『ICEMAN』を合わせたような本だった。肉体を鍛えれば、精神も研ぎ澄まされる。良書。

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