Product Details
ISBN 10 : 4106038684
Content Description
日本を近代国家に導いた「尊皇」感情の起点はどこにあるのか?「水戸黄門」徳川光圀が『大日本史』の編纂事業に着手し、天皇に理想国家の具現を見た中国人儒者・朱舜水を師と仰いだのが始まりだった。幕末、挙国一致の攘夷を説く水戸学の過激派・会沢正志斎の禁書『新論』が吉田松陰などの志士を感化し、倒幕熱が一気に高まる。大政奉還の主役は徳川斉昭の息子・慶喜。そして、三島由紀夫の自決も「天狗党の乱」に端を発していた…。
目次 : 第1章 水戸の東は太平洋/ 第2章 東アジアの中の水戸学/ 第3章 尊皇の理念と変容/ 第4章 攘夷の情念と方法/ 第5章 尊皇攘夷の本音と建前/ 第6章 天狗大乱/ 第7章 「最後の将軍」とともに滅びぬ/ エピローグ 三島由紀夫の切腹
【著者紹介】
片山 杜秀 : 1963年仙台市生まれ。政治思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。『音盤考現学』および『音盤博物誌』で吉田秀和賞、サントリー学芸賞を受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ぐうぐう
読了日:2021/11/11
いーたん
読了日:2021/07/18
鯖
読了日:2021/08/15
kuukazoo
読了日:2021/12/25
Hiroo Shimoda
読了日:2021/11/13
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .