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なにもない旅なにもしない旅

Karin Amamiya

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334785642
ISBN 10 : 4334785646
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

知らない町に迷い込み、貧乏臭い宿に泊まり、温泉に入ってビールを飲めばあとはすることもなく、うら淋しい気持ちになる。そんな旅を私は愛してやまない―寸又峡温泉、高知、韓国、立石、亀戸、川崎、鶴見、御徒町、湯西川温泉、三浦半島、苫小牧、木更津、網代鉱泉、阿字ヶ浦など、「つげ度」の高い場所を求めてのしみじみ脱力紀行。

目次 : 寸又峡温泉/ 高知/ 韓国/ 国会議事堂/ 立石・亀戸・川崎・鶴見/ 湯西川温泉/ 三浦半島/ 草加・御徒町・上野・秋葉原/ 苫小牧/ 木更津/ 網代鉱泉/ 阿字ヶ浦

【著者紹介】
雨宮処凛 : 1975年、北海道生まれ。作家、プレカリアート活動家。『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版)で日本ジャーナリスト会議賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 翔亀

    世に数少ない苫小牧の旅行記が収録されているのでその部分だけ読むつもりが、あまりに面白くて通読してしまった。元ミニスカ右翼、現プレカリアート(非正規失業=貧困者)活動家ということで<いい加減さ>(それはそれで良いと思うが)を予想していたのだが、浮ついたところが全くない。そして確かな観察眼と文章表現力がある(写真も著者が写したものだとしたらこれもセンスがある)。「寂れた場所」が好きで、「オッサンに居場所がある町」になごみ、「墓ソムリエ」になりたくて、「寝ることに凝っている」。そんな彼女の前代未聞の珍道中だ。

  • 割と容赦なく実名出してやばい店やら宿やらを挙げているけど、大丈夫なのかこれという不安がつきまとう旅本。国会鳩バス5800円ツアーは北朝鮮観光の趣とか、北海道で野良犬や野良猫は冬に普通に凍死して道路の隅の除雪に埋まってるとか、高速で前の車がパンクして事故って血まみれの人間が這い出してきてタイミング悪かったら死んでたとか。…一般道でも過積載の車が前を走ってるたびに、飛び出した鉄材に頭貫かれるイメージが沸いて気分悪くなるタイプなんですが、そんなこと起きたらもう高速走れへん。

  • 岡本匠

    雨宮処凛は初めて読んだ。 脱力感あふれる旅行エッセイ。 確かに何のために旅をするのかと言うのは根源的な問いだと思う。おそらく何かを見るとか体験するという目的が無ければ旅には行かないのが普通だろうけれど、「漂泊の思い止まず」旅に出るというのも真実でもある。漂うことも目的の一つなんだな。

  • cocoon

    寂れた場所好きなので読んでみました。パピ子さんみたいな旅のお友達がいてとてもうらやましいです。山本モナッサが気になりますがあえて私も調べないでおこうと思います。ああ旅に出たい。

  • もも

    わざわざ観光地でもないアウトローな場所に行きそこでがっかりして満足する旅(笑)こんな本初めて読んだ。でも日本の真実と言うかこうゆう場所がほとんどなんだろうなと思った。ただ比較的日本はご飯が美味しいのが癒し。

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