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理系バカと文系バカ

Kaoru Takeuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569706436
ISBN 10 : 4569706436
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

理系と文系の頭はどう違うのか。理系は論理的で、文系は情緒的っていうけどホントか。「文系」「理系」の垣根を取っ払い、バランスのとれた知性のあり方を考え、これからの時代に必要な文理融合発想法を説く。

【著者紹介】
竹内薫 : 1960年東京生まれ。猫好き科学作家。東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院修了。理学博士。サイエンスライターとして、硬軟自在の執筆活動を展開。テレビのコメンテーター、ラジオのナビゲーターとしても人気を博す

嵯峨野功一 : 1975年東京生まれ。専門学校を卒業後、1996年に放送作家として(株)古舘プロジェクトに所属。テレビ・ラジオを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    ブックオフで購入。 文系バカの項目にも理系バカの項目にもギクっとする私。心の奥では「いずれ森羅万象ほぼほぼすべてを科学で解明できる日がくる」なんて思っていますし、物理(とくに電気関係)は中学の時に苦手意識を持ってしまっていますし…。 ガッチガチの理系中国にお役所からマスコミまで物理数学大嫌いの日本。どっちも怖いなぁ。 日本のメディア内が生態系が崩壊するとどうなるかを知らなかったり、書店員が数学書をそのまま突き返す話は読んでいてぞっとしました。そりゃー昨日の図書館リサイクル市で微分本選ばなかった私ですけど。

  • 佐島楓

    最初こそ腹が立つような極論が並ぶが、我慢して読んでいるとだんだん面白くなってくる。特に受験勉強の弊害やそれによる理系志望者の減少には「ごもっとも!」と思った。

  • がたやぴん

    今迄に出逢った新書の中では格段に身になった。題名に惹かれ手に取った自分のセンスを褒めたい。内容は当然の事を書いているのだが耳が痛い。理系文系と割り切らずバランスが必要。著者も理系バカなので文系バカに向けた部分が多目な気はする。文系バカには特にオススメ。理系バカにも得られるものは確実にあるはず。自分が未だ、理系寄りのバランス派だと自負できるには至っていないことが確認できた。響いた一文はコレ。「古典には、ほんの短い文章の中に感情が凝縮されているため、知っていると表現力が豊かになる。」源氏物語でも読むかな。

  • Miyoshi Hirotaka

    理系・文系の区別は教育コストによる分類が起源。高コストが理系、低コストが文系。さらに、富国強兵、殖産興業が結びつき、学問が変質した。科学は工学と結びつき、役に立つものとそうでないものに分類された。さらに百年後、文理の選択は、数学の得手、不得手に大きく依存。このため、世論形成に影響を持つメディアに文系が集中し、原発や環境問題のような理系リテラシーが必要な報道で世論をミスリードする弊害が目立つ。これまでのわが国の科学技術分野での貢献は教育遺産の食いつぶし。真の科学技術立国に必要なのは文理融合のリテラシーだ。

  • Lee Dragon

    前半は、世でいう文系人間、理系人間の典型例を紹介しています。この本の趣旨は、その分類分け自体がナンセンスでどちらも感覚も身につけておくべきだという事を説いています。私自身も、この分類分けはあまり意味がないと思っていて、得意不得意や得手不得手はあってもどちらも触れておいた方が良いと思っています。理解できない≠必要ない なのです。とは言え、この理系バカの項目には結構当てはまることが多くて、教育の影響の大きさを身につまされました笑。これからの日本の教育や科学に関して危機を抱かせる内容でもありました。面白かった。

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