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不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリングの考えたこと ブルーバックス

Kaoru Takeuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065362266
ISBN 10 : 4065362261
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

正しくても常に証明できるとは限らない。「証明」を深く考察した「不完全性定理」は真な命題は必ず証明できるはずだと考えていた数学

【著者紹介】
竹内薫 : サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。「サイエンスZERO」(NHKEテレ)の司会を長く務め、科学コミュニケーターとしても広く知られる。また、教育にも強い関心を持っており、YES International School校長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 逆丸カツハ

    対角線論法がようやく飲み込めた。あったまいいなぁ〜。ソーカル事件のことがあるからゲーデルには触れないように独我論について書いたけど、根底的なところで繋がっている気がした。機械が計算を行えるということ、数を表記する記法を変えられるということは、やはり数や記号の実体が手続きやアルゴリズムであることを示していて、それはプラトンがピタゴラスの影響を受けて生み出したイデア論を破るものなのではないかと思った。

  • まえぞう

    不完全性定理のポピュラーサイエンスものです。私が数学を覗くなかでも、最もついていけないのがこの不完全性定理です。著名なサイエンスライターの竹内さんですからなんとかなると期待しましたが、うっすら、ぼんやりのままです。もう一度数学ガールを読んでみます。

  • LUNE MER

    メタ数学の代表選手でもあり、数学を専攻した人よりもむしろ文学部で哲学を専攻した人の方が馴染みがあるかもしれない?と個人的に思っているゲーデルの不完全性定理。定理の結論もかなりショッキングなのだけど、その証明方法のアイデア(対角線論法とそこに議論を落とし込むテクニック)の絶妙さ。「メチャクチャ数学のセンスがある人でないとちんぷんかんぷん」というレベルではなくて「絶対思いつかないけど、言われてみれば何とか追いかけられなくもない」というなかなかない例。読み物として普通に面白い一冊。

  • 呼吸器内科医K

    数学ガール読後に読んだけどやっぱり難しい。カントールの対角線論法やチューリングの計算機がすごいのはなんとなく分かった。でもゲーデル本人が言っていることとその筋道はやはり追えない。ぐるぐるループするような混乱にいつも陥る。あと理解できないのは「無限ホテル」だなあ。最初に「満席です」と言ってるけれども、無限に対して満席と言えるのか?後ろに部屋を一つずつずらせるなら、最初から満席じゃなくないか?と思ってしまう。

  • カッパ

    「数学の矛盾のない理論、ある無矛盾なシステムにおいて、そのシステム内では、真だけれども証明できない数式がある、ということであり、システムの外にいる人間については、何も語ってはいない。」つまりシステムの外に立てば証明ができるのか?バージョンアップし続けると新たな理論ができるのか?若い時に読んだゲーデルエッシャーバッハを読んだ時の衝撃がよみがえりました。

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