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シェニール織とか黄肉のメロンとか

Kaori Ekuni

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758414494
ISBN 10 : 4758414491
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつての「三人娘」が織りなす幸福な食卓と友情と人生に乾杯!作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。そして彼女たちをとりまく人々の楽しく切実な日常を濃やかに描く、愛おしさに満ち満ちた物語。江國香織“心が躍る”熱望の長編小説。

【著者紹介】
江国香織 : 東京生まれ。1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞、92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    江國 香織は、新作中心に読んでいる作家です。元JK三人娘の40年後の群像劇、これはこれで面白いのですが、このまま続いて行くのでしょうか❓ http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=7081

  • 旅するランナー

    さすが江國香織。学生時代からの友人民子·理枝·早希と、民子の母薫を中心とした何気ない日常が、4ページほどの文章で代わり代わり描かれます。その並外れた表現力で、彼女たちの感情·感覚·行動が見事に言語化されて、いかんともし難く胸を打たれます。特に理枝さんの「あたしは社交的な内弁慶なの」などの発言が秀逸です。僕も男として、いいふうに壊れたいと思います。

  • ケンイチミズバ

    幸せな階層の人たちの幸せそうなどうでもいいくらい些末な江國さんらしい世界。一部の人には何を読まされてるのか解らないとなるかも知れない。香坂富志男との出会いについてマルヴァジーア・セッコを飲みながら里枝は語った。あーはいはい。民子ならずとも口からそう出そうになる。対極にある中村文則の新作の世界に薫さんや早希さんが並んだらスイミング教室のイケメンコーチのことだとか英会話教室の人気の先生のことだとかとは考えることが丸きり別世界で動揺するだろう。松濤にある鞄屋さんの行列じゃないんだから。久しぶりの江國香織だった。

  • りぃぃ

    日常なんだけど、この淡々と進んでいく感じが安心する。昔読んだ江國さんの本の主人公が年を重ねたらこんな感じなのかなーって想像してみた。 心地よい読書時間だった。

  • Ikutan

    パートナーと別れ、イギリスから帰ってきた自由人の理枝。母親と二人暮らし、話の聞き役、作家の民子。夫と二人の息子と暮らし、施設の義母のことも気にかける主婦の早希。50代後半になった、かつての三人娘。理枝が帰国後、民子の家に居候するところから始まる物語。住むところより先に車を買ってしまう理枝。そんな突飛な行動に振り回されながらも、何だが楽しそうな彼女たちに、もう、ずっと読んでいたくなる。若い人たちの恋愛模様はもちろん、民子の母親や早希の義母のエピソードも江國さんにかかると、皆愛おしく。だから、読後は心軽やか。

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