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シェニール織とか黄肉のメロンとか ハルキ文庫

Kaori Ekuni

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758447454
ISBN 10 : 4758447454
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。3人の可笑しくも愛おしい日々。女友達、最高にして最強!50代後半の女性3人と彼女たちをとりまく人々の、おいしく楽しい(時に切ない)日常を、かろやかに濃やかに描く珠玉の長篇小説。

【著者紹介】
江国香織 : 1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞を、89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞受賞。小説として『こうばしい日々』(産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)『きらきらひかる』(紫式部文学賞)『ぼくの小鳥ちゃん』(路傍の石文学賞)『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(山本周五郎賞)『号泣する準備はできていた』(直木賞)『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(谷崎潤一郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • エドワード

    大学時代、三人娘と呼ばれた友人、恋愛小説作家・諏訪民子、ロンドン帰りで二度離婚した清家理枝、唯一結婚し子供のいる室伏早希をメインに、様々な人々が織りなす物語。三人が大学生の頃はバブル期、今は50代後半。民子は母親の薫と暮らす。早希の義母は認知症で施設にいる。レストラン、デパート、競馬場。理枝が一番アクティブで、人懐っこい甥や初老の紳士が登場し、江國さんらしい展開。興味深いのは80代の薫だ。水泳教室に通う道で捻挫してもたくましく歩き、買物帰りに眼科に寄って白内障の手術を済ます。私たちが見習うべきは彼女だね。

  • アキ・ラメーテ

    母親と2人暮らしの作家の民子、ロンドン帰りの理枝、専業主婦の早希、高校時代から続く50代3人の友情に羨ましさを感じた。反面、登場する男性陣誰ひとり好感を持てなかった。理枝と民子が、しょっちゅうワインを飲むので、読んでいるとワインを飲みたくなります。

  • 蝸牛

    江國香織さんの8月に出た新作。いずれの登場人物にも容易に共感1000%( ̄▽ ̄にて、友達にも読ませるべくもう一冊ポチっとな。なんちゅうレビューだ(レビューじゃないね!)TVドラマになったら良いけどキョンキョン“最後から二番目の恋”の二番煎じは困るか....。

  • みすみ

    コメダかどこかでたまたま隣に座ったミドル女性三人組の話を、聞くともなしに聞いているような。作家、イギリス帰りの自由人、子持ちの専業主婦。それぞれを取り巻く親や元彼、今彼、子どもや甥っ子、その彼女の話がとりとめもなく展開されていく。視点がころころ変わるのも、女三人寄ったときに話題があっちゃこっちゃ行く様みたいで楽しい。それはちょっと、と思う発言や愚痴、暗い話題も混じるけど、角がない文章と本人たちの達観のおかげで嫌な気持ちにならずに読める。タイトルに深い意味がないところも作品の趣旨と合ってて良き。

  • 江國さんの淡々とした文面はしっくりくると心地良いです。 今作は大きな波はなく、平均50代女性達の日々を垣間見る些細な内容ではあるけれど それぞれの道を歩む彼女達にはなんとなく元気づけられる一冊でした。 いくつになってもステージが違っても勝手知ったる仲な女の友人関係は、私も少なからず持っているけれど、とても心強く感じる。 末長く彼女達には、近況報告し合うような良い仲で居てほしいと願うばかりです。

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