Product Details
ISBN 10 : 410380811X
Content Description
大晦日の夜、ホテルに集まった八十歳過ぎの三人の男女。彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に命を絶った。三人にいったい何があったのか…。妻でも、夫でも、子どもでも、親友でも、理解できないことはある。唐突な死をきっかけに思いがけず動き出す、残された者たちの日常を通して浮かび上がるのは―。人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描く物語。
【著者紹介】
江国香織 : 1964年東京都生まれ。87年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、92年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、99年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞。小説のほか詩やエッセイ、翻訳も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヴェネツィア
読了日:2025/08/28
starbro
読了日:2022/01/19
旅するランナー
読了日:2022/02/16
貴
読了日:2023/01/02
のぶ
読了日:2022/01/08
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