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みこころ 風の市兵衛 弐 祥伝社文庫

Kai Tsujido

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396351472
ISBN 10 : 439635147X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

その慈愛に、少女は聖き母を見た。
恩ある呉服太物所の女将を助けてほしい――。
つきまとう陰陽師。
明かされる秘密。
十三歳の娘の依頼に、
市兵衛の剣が舞う!
真心と感涙の傑作時代小説

江戸のかくれ切支丹をほのめかす手紙を残して、三田の陰陽師うしな秋蔵が殺された。一方、近くの岡場所で下女奉公するみつぐは、道で折檻されていたのを、呉服太物所の女将・婉に救われる。偶然にも婉の秘密を知ってしまったみつぐは、唐木市兵衛を頼る。異変を察した市兵衛が独自に探索を進めると、秋蔵殺しの復讐に燃える陰陽師一派もまた、周囲を嗅ぎ回り‥‥。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2025年10月祥伝社文庫刊。書き下ろし。シリーズ35作目。少女の依頼で、風の剣をふるう強い市兵衛を久しぶりに見ることができた。川越藩士の娘の早菜さんがラストにちらっと出てきて、自ら納得した生き方をしていて、それを続けていることに安心した市兵衛が楽しい。

  • さくさくと♪宗教は、いつの時代も論点になりますね。困った時に、神様仏様ご先祖様に頼るあたしには、理解できません。

  • ニッキー

    昨日、Amazonから届き、今読んでいるヘニング・マンケルを中断して二日で読み終えました。 珍しく隠れ切支丹の話しでした。今まで無かったかもしれません。みつぐは、また女郎の道を歩むようです。可哀想に。近江屋さんの世話になればいいのに。 そして、市兵衛は近江屋の依頼で、早菜を迎えに。 この二人結ばれるのか⁉️

  • Abercrombie

    これまでに較べると文章はわりと読みやすかった。ストーリーも助けた少女みつぐの願いを請け、彼女の恩人を守るというオーソドックスなもの。でも、その恩人ってのが隠れ切支丹で、付け狙うのが京の陰陽師集団というのはなんで?と思う(邪教覆滅を唱えつつ、品性は下劣)。この時代の人間が、潜伏切支丹という言葉を使っているのも違和感を感じる。みつぐは市兵衛ファミリーに加わると思ったんだがなぁ。

  • マサオ−

    このシリーズ面白いのは、面白いのだが少々ワクワク感が無くなってきたように思う。それでも読み続けると思うが、ここらあたりで市兵衛の身辺も含めて大きく展開してほしい。最後で市兵衛が早菜を迎えに行くのだが二人は結ばれるのだろうか、いや結ばれないと大きく展開は無いだろう。次回に期待しています。それと剣戟シーンは、もっと描いてほしい。市兵衛の凄さをもっと表現してほしい。

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