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真実の満洲史 1894-1956

Junko Miyawaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828417080
ISBN 10 : 4828417087
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界史の視点で日本人の国家観、民族観、アジア観を問い直す。気鋭の歴史学者が記す、ロングセラー『真実の中国史』待望の続編。1894年日清戦争勃発から、1956年の最後の引き揚げ船、舞鶴入港まで…日本と大陸の歴史を再検証。

目次 : 序章 満洲とは何か(満洲関連の本/ 満洲とは? ほか)/ 第1章 日清戦争から中華民国建国前まで(満洲の激動の歴史は日清戦争から始まる/ 西太后が有名な理由 ほか)/ 第2章 中華民国建国以後、満洲国建国まで(中華民国建国の後の中国の実状/ 袁世凱という人物の実像 ほか)/ 第3章 満洲国建国、崩壊、そしてその後(満洲国建国宣言/ 熱河作戦をやらなければならなかった理由 ほか)

【著者紹介】
宮脇淳子 : 1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中より岡田英弘からモンゴル語・満洲語・中国史を、その後、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外語大学アジア・アフリカ言語研究所共同研究員を経て、現在、東京外語大学・国士舘大学非常勤講師

岡田英弘 : 1931年、東京生まれ。専攻は中国史、満洲史、モンゴル史、日本古代史。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老档』の研究により日本学士院賞を受賞。東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Noribo

    満洲に渡った無名の日本人達を理解しようと手に取りましたが、史実の合間に私の感覚では創作が多く入り込んでいると感じます。例えば「日英同盟は陸奥宗光が英国を脅すことに奏功し締結できた」とか「中華文明は『すべて』清朝の支配階級が新たに創造したもの」など。対華21条要求や満州事変の記述においても私達が学生時代に学んだ内容から逸脱しています。あとがきに「自虐史観の嘘を暴かないと未来はない」旨記述があります。歴史の嘘を暴こうとするなら余計にその論拠は勿論その際参照した一次情報を添えて丁寧に論述すべきと思います。

  • だろん

    葬られている日本の重要な歴史。統治し関わった日本国の責任として、台湾・朝鮮と並んで満洲のことを、日本史として特にこれくらい詳細に学校で教えるべきだと、つくづく感じました。尚、巻末に「個々人の体験で総体を語るな」とあります。いい人もいれば悪い人もいる、一例をもって総論を語ることなかれ、要注意ですなw

  • 勝浩1958

    何が真実か、なんていうのはある事実の解釈のしようでどのようにも変わってしまうのではないかという印象をもった。作者が真実はこうなんだと述べていても、参考文献・史料をほとんど示されていないので、どこまでが真実なのか解りようがない。 著者にとっては「最近よく売れた本でも、与那覇潤『中国化する日本』も、内田樹『日本辺境論』も、加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』も、初めに結論を決めて、それに合うように都合のいい事だけを並べ立てるという、私から見ればひどい本です。」とのことらしい。ふーん、じゃあこの本は。

  • エックスマス

    前作、真実の中国史の続編。満洲とは満洲国とはなんだったのか。日本がなぜ満洲に関わったのか。シナ(清)、日本から見た満洲史と言う感じですかね。

  • 田山河雄

    この本を読んで一番感ずるのは、やはり、戦前に関する歴史にはおかしいところがある事。欺瞞やごまかしを感じる。それも寄ってたかって「日本が悪い」と叩いて来た欧米にとっての不都合な欺瞞らしい。その一つは当時の日本が強かったことを意図的に触れようとしないこと。もう一つは日本だけが『日露戦争以来、白人絶対の歴史を変えて世界の仕組みを変えた』と云う目障りな事実、そして『第一次大戦以外はすべて日本の関連で世界史がを動いた』と云う現実を、頑なに隠そうとしていること。その共通の利害が米国、中国、ソ連にはあると云う、ナルホド

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