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新編・日本幻想文学集成第3巻 新編・日本幻想文学集成

Junichiro Tanizaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336060280
ISBN 10 : 4336060282
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

湖の畔に建つ不可思議な別荘…その美しい奴隷たちが主人の奇妙な生活を語り出す「天鵞絨の夢」。メデューズ号の残酷悲惨な事件を描いたノンフィクション・ノベル「海難記」。美貌の兄弟の心中を主題にした耽美的物語「過去世」。宙に浮かぶ三島由紀夫の首と著者が対話を交わす「冬の旅」。他全34編。

【著者紹介】
松山俊太郎 : 1930年生れ。2014年没。インド学研究家

橋本治 : 1948年生れ。作家

堀切直人 : 1948年生れ。文芸評論家

須永朝彦 : 1946年生れ。歌人・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    『日本幻想文学集成』第三巻は「幻花の物語」として、谷崎潤一郎、久生十蘭、岡本かの子、円地文子を収録している。谷崎は、とても不思議な感触の作品ばかりだ。読者を翻弄し、散々振り回したあげく、最後には煙に巻く。それでいて、どこか周到さも伺えるのが不思議なのだ。歴史や史実から物語を(いや、イマジネーションを)膨らます久生十蘭も、どこかそんな印象を受ける。一転、岡本かの子の感触はまるで違うのだ。微笑に見惚れ、無防備に近付いてみると、いきなり短剣で胸を突かれる、そんな油断ならなさがある。(つづく)

  • gerogeC

    谷崎『夢の浮橋』、読んでいて思わず叫び出しそうになるほど素晴らしかった。繰り返し読んで行きたい。そこまでには及ばないけれど円地文子『猫の草子』も興奮するような話ではないのに、冷たいものが流れるような怖ろしさにそそのかされてかぶりつきで読んでしまう。

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