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戦国期の城(仮)講談社現代新書

Jun Ito

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062882484
ISBN 10 : 4062882485
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan

Content Description

戦国時代から幕末の「戦う城」を徹底分析。

目次 : 第1部 北海道・東北(白河城―東北戊辰戦争の行方を左右した城郭攻防戦/ 会津若松城―幕末最大の悲劇の舞台となった白亜の名城 ほか)/ 第2部 関東(新井城―武士の時代の終わりを告げた海城/ 河越城―新旧交代の舞台となった武蔵国の要衝 ほか)/ 第3部 甲信越(川中島合戦と海津城―信玄の高速道路を支えた一大兵站拠点/ 一乗谷朝倉館―現代によみがえる中世城郭都市 ほか)/ 第4部 東海(桶狭間合戦をめぐる城郭群―伊勢湾経済圏支配をめぐる織田・今川両家の熾烈な攻防戦/ 懸河城―今川家の駿遠防衛構想の切り札となった要害 ほか)/ 第5部 西日本(小谷城―戦国時代を代表する難攻不落の大要害/ 有岡城―戦国有数の悲劇の舞台となった怨念の城 ほか)

【著者紹介】
伊東潤 : 1960年横浜市生まれ。早稲田大学卒。『この時代小説がすごい!2014年版』(宝島社)単行本・作家部門ランキング一位。外資系企業に長らく勤務後、文筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った作品を発表している。『巨鯨の海』(光文社)で山田風太郎賞を、『国を蹴った男』(講談社)で吉川英治文学新人賞を、『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    日本史にあった全国各地の攻城戦を城ごとに挙げられた1冊。日本人が今までどんな戦をしていたのかがわかり面白かった。一度お城見に行ってみたいな。

  • 榊原 香織

    100名城スタンプ挑戦中なので、行ったことあるとこは興味津々。 静岡、愛知付近の城が充実してたので、思わず熱くなるw 今川氏真て面白いな。今生きてたら絶対Jリーグの選手だね。 こう攻めてこう守る、というのは読んでもやっぱりぴんと来ない。

  • saga

    小説家である著者は、自著の作品の根拠として城を研究してきた。その成果が本書であろう。それも、現存または復原天守だけではなく、山城までを含め、城郭攻防という視点から書かれていることに好感を覚える。北海道から鹿児島までの城を順に紹介するが、やはり西に行くほどエピソードが増えていくのが面白い。最後の熊本城は、日本の内戦の終焉という意味でも象徴的な城だ。中世の城址に近世の模造天守を建築してしまったり、復原天守にエレベーターを設置する・しないで揉めてしまう我が国。遺構の少ない山城は見向きもされない悲しさを感じた。

  • 城にはさほど興味がないが、近頃その名をよく聞くこの著者、歴史小説家・伊東潤が気になって手に取る。略歴を見ると4つも受賞歴がある。すごい。横浜生まれという事もあってか、大半は東日本の話題である。北条氏の再評価を促す。戦国時代ばかりではなく幕末維新の話題も少々。近年の研究本からの考察もあり、勉強されているのがわかる。面白かったのは春日山城の章。上杉景勝&直江兼続による謙信謀殺の可能性を説く。なるほど。掲載されている写真は著者によるもので、本当に城と歴史が好きなんだな…と感心させられる。良書だと思う。

  • もりやまたけよし

    日本各地の城をベースに歴史のエピソードを紐解くという手法で、単なる城の解説ではなく、一般的な歴史小説になっているところが読者を飽きさせない工夫となって表れている。小説の書き方がうまいと感心させられる。日本史を網羅的に把握していないとできない芸当で、著者の知識の深さに恐れ入るといった感じです。

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