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ルーズヴェルト・ゲーム 講談社文庫

Jun Ikeido

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062777957
ISBN 10 : 4062777959
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan

Content Description

廃部寸前----- 創部以来の危機に陥った青島製作所野球部は「奇跡の逆転劇(ルーズヴェルト・ゲーム)」を見せられるのか!?
ライバル者の策謀に立ち向かう男たちの熱い戦いが始まる!


「一番おもしろい試合は、8対7だ」野球を愛したルーズヴェルト大統領は、そう語った。

監督に見捨てられ、主力選手をも失ったかつての名門、青島製作所野球部。
創部以来の危機に、野球部長の三上が招いたのは、挫折を経験したひとりの男だった。 一方、社長に抜擢されて間もない細川は、折しもの不況に立ち向かうため、聖域なきリストラを命じる。野球部の存続をめぐって、社長の細川や幹部たちが苦悩するなか、青島製作所の開発力と技術力に目をつけたライバル企業・ミツワ電器が「合併」を提案してくる。青島製作所は、そして野球部は、この難局をどう乗り切るのか?
人生を賭した男達の戦いがここに始まる。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。1998年、『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞、2010年、『鉄の骨』(講談社文庫)で第31回吉川英治文学新人賞、2011年、『下町ロケット』(小学館文庫)で第145回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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最初は結構ヤキモキする展開ですが本当に苦...

投稿日:2021/03/15 (月)

最初は結構ヤキモキする展開ですが本当に苦しい葛藤があったからこそ最後の快進撃がとても爽やかに感じられました。会社って色んな事があるけど仕方ない今日も働くかと頑張っているサラリーマンにピッタリな作品です。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    『ノーサイドゲーム』読了からの流れで久しぶりに。割と似た構成だけれども、上手にポイントはずらして、別の物語に仕立てられてるなと改めて感じた。こちらに関してはビジネス/スポーツの比重が50/50に近くなっており、会社の奮闘シーンも面白く、熱い場面が多い。一歩間違うとただの悪役に終わりかねない、笹井専務の造形が特に良かった。ドラマは見ていないが、たしか社長と専務が唐沢寿明と江口洋介。その先入観が脳内変換を激しく妨害してくる。対してスポーツサイドは『ノーサイドゲーム』の方が熱気があったか。

  • 抹茶モナカ

    会社の存続と、その会社の野球部の存続を描くエンターテイメント作。ルーズヴェルト大統領の好きだった8対7のスコアの戦いを、会社経営、野球で展開する。読後感は良いのだけど、読み進めるのが、少し大変なのは、いろいろなサブストーリーが散漫に展開されるためか。

  • サム・ミイラ

    毎回同じような話なのになんでこんなに面白いのか。池井戸作品は中毒になりますね。今回は社会人野球が一方のテーマでほんといい具合にイライラと歯ぎしり。そしてスッキリ感を今まで以上に堪能出来ます。私的には一番好きな作品かも。ちょっぴり切ないエピローグも良かった。ドラマ見てなくて正解かな(笑)

  • れみ

    ライバル企業との価格競争にあえぐ青島製作所。業績の悪化で野球部も廃部の危機に立たされる…というお話。池井戸さんの本の良いのは、登場人物が追い詰められても諦めないところ、そしてその先に何らかの希望がが用意されているところ。現実世界ではそう上手く行かないことが多いけど、フィクションの世界でくらい、こんなことがあってもいいはず!

  • ヴェネツィア

    『ノーサイド・ゲーム』と似ていなくもないが、こちらが先か。小説のリズムと構成は、「序・破・急」で展開する。バブル後の不況に喘ぐ企業(いずこもそうだが、ここでの主役は青島製作所)と、リストラ・解散の危機を抱えた野球部とが、巧みに重ね合わされながら、長い序を静々と歩んでゆく。破は新たなエース沖原のゴシップ記事と株主総会である。そして、その後に待っているのが、怒濤の急。すべてが収斂し、痛快な結末に向けてひた走る。掉尾を飾る主人公は、なんと「破」で登場した城戸志眞である。しかも、大団円の後にもう一つの結末までが⇒

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