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左太夫伝

Jou Sasaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620108735
ISBN 10 : 4620108731
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

変わらねば滅びる。欧米列強が開国を迫る中、万延遣米使節団として世界を旅した仙台藩士・玉虫左太夫。日本に(共和政)を実現すべく奥羽政権樹立に挑んだ男の波乱に満ちた生涯!

【著者紹介】
佐々木譲 : 1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、飛んだ」でオール讀物新人賞を受賞。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2002年『武楊伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞。16年には日本ミステリー文学大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 本の蟲

    ペリー艦隊との交渉で全権を任された林復斎の元で学び、筆まめと観察眼を買われて日米修好通商条約批准のための万延元年遣米使節に随行して「航米日録」を書き残す。戊辰戦争では奥州越列藩同盟結成に奔走した幕末の仙台藩士、玉虫左太夫。膨大な日誌や資料から、正確な人物伝を目指したのかもしれないが、小説としてはメリハリと盛り上がりに欠ける。しかし諸藩での、開国前から意外なほど高い西洋への関心と知識。幕府の中で働く英明な人物たち。新政府樹立前から目立つ薩長の私怨と増長。旧弊で現実が見えない幕府、というイメージが開かれる秀作

  • 都忘れ

    宮城在住だが、玉虫左太夫のことは今回初めて知った。幕末の仙台藩士であり幼少期から学問に秀で、江戸に行ってからは蝦夷地やアメリカ使節に随行し、持ち前の観察眼を生かしこまめな記録を残し続ける。特にアメリカでの見聞の記録は当時の先端技術や政治制度、人々のふるまいなど多岐に及び、帰国してからもそれらをより多くの人々へ伝えようと奮闘する姿が克明に描かれる。幕末という大きな時代の流れに飲み込まれ最後は忘れられたような扱いを受ける生涯ではあったが、このような人物が存在したことを知ってよかった。

  • あまいちろう

    歴史好を自負するが、主人公のことは知らなかった。 時代は幕末から戊辰戦争にかけて。 幼少期から漢学の素養に優れ、開国にあたり使節の従者としてアメリカに渡る。 言葉は出来なかったが、鋭い観察眼で、先端技術、政治制度等を記録し、日本に紹介し、活躍したが、優秀かつ人柄が良く,すっかりファンになってしまった。 長編小説であったが、作者の文章が分かりやすく、時代の流れも把握出来るお勧めの作品である。

  • マッキー

    仙台藩士 玉村左大夫の生涯

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