John Lennon

Imagine-Millenium Edition-[remixed Digital Remastering]

User Review ：4.5

(33)

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Item Details

Genre

Rock & Pop

Catalogue Number

TOCP65522

Number of Discs

Label

toshiba EMI

Release Country

Japan

Format

Product Description

未公開映像含む、ジョン・レノンのドキュメンタリー映画『Gimme Some Truth』公開に合わせて、アルバム『イマジン』のＣＤリニューアル・パッケージがリリースされました！リミックス＆デジタル・リマスタリングというこの新版『イマジン』ではどこまで音がいじられているのか？といった点も興味のひとつ。今だ記憶に新しい昨年の『イエロー・サブマリン・ソングトラック』の音の聞こえ方の違いったらなかったし――というわけでこのＣＤ実際に聞いてみましたところ、やっぱり音がイイ！リミックスは前述の『ソングトラック』に続き、アビーロード・スタジオにてピーター・コビンが担当。オノ・ヨーコさんがスパーヴァイザーとして名を連ねています。ＬＰや今までのＣＤと比べても格段にサウンドがクリアーになって、一つ一つの音の粒立ちがシャキっと立ってます。旧ヴァージョンのモコモコしたサウンド感も何か＂スピリチュアル＂な感じがして良かったですが、ジョンの歌のなまなましさが、ダイレクトに伝わる新ヴァージョンの味わいもまた格別です。まぁ、サウンド云々の前に『ジョンの魂』とともに、ロック史に残る文句なしの名盤ですので、まだ聴いたことがないという若いリスナーの皆さんも、この機会にぜひ体験してみてはいかがでしょう。

1971年発表、前作の『ジョンの魂』と並ぶ名作。ただ人類愛を歌ったM1の有名ぶりが、ジョン・レノンを”愛と平和の人”的な側面の強調に繋げているのが残念だ。そうした面も勿論ジョンの側面のひとつであるに違いないが、反戦や愛に真剣に取り組んだ彼には、同時に愛すべきロクデナシの面があった（貶める目的で言ってないことは分かりますよね？）。逆に言うとただ”愛と平和の人”扱いをする人の方が、彼のメッセージを矮小化して受け取っている。ジョンのソロは”自分の全てを晒す”ことを表現の第一義にしていたし、その上で聖もあり邪もあり、という地点で大きなスケールを獲得していた。