Feeling Good

ジョー・サンプルが、1979年のクルセイダーズの大ヒット曲＜Street Life＞を歌ったランディー・クロフォードとともに作り上げたヴォーカル・アルバム。
もともと2005年のモントルー・ジャズ・フェスイティバルにてジョー・サンプル・トリオのフィーチュアリング・ヴォーカルとして共演したのをきっかけに、年末にNYレコーディングが実現。

メンバーは、あのスティーヴ・ガッドに加え、最近リリースしたライヴ・アルバムが大ヒット記録中のクリスチャン・マクブライドがチック・コリア・スーパー・トリオに続きリズムを固める他、レイ・パーカーJr.、ディーン・パークス、ロブ・マウンジーという贅沢なメンバーが参加。
更に、プロデュースはトミー・リピューマ、エンジニアはアル・シュミットという完璧なスタッフ陣により最高のヴォーカル作品が完成に至った。

収録曲はニーナ・シモンのカヴァーでゴキゲンなグルーヴで聴かせるアルバム・タイトル曲＜Feeling Good＞、ウィル・ジェニングス＆ジョー・サンプルの黄金の作曲チームによるポップでグルーヴィーな名曲＜Last Night At Dance Land＞のリメイク、ブルージーで哀愁を帯びた名曲＜Rio De Janeiro Blue＞のリメイク、そして映画『真夜中のカウボーイ』のテーマ曲として大ヒットした「Everybody’s Talking(噂の男)」、さらにジャズ・スタンダードから「But Beautiful」等、数々の名曲のリメイクをランディ・クロフォードが情感豊かに素晴らしい歌唱をたっぷりと聴かせてくれる。

◆レコーディング・フォト掲載記事