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ネメシス 下 復讐の女神 集英社文庫

Jo Nesbo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087607093
ISBN 10 : 4087607097
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

連続銀行強盗事件の捜査が行き詰まり、ハリーはチームを離れ、独自の捜査に踏み出す。また、自殺として処理されたアンナの死の真相を探り続けるハリーに、謎めいたメールが届く。死の直前、ハリーがアンナと会っていたことを知っている、とほのめかす文面だった。そして、アンナ殺害の容疑が降りかかり、窮地に陥るハリー…。エドガー賞長編賞の候補にもなった、北欧ミステリーの傑作。

【著者紹介】
ジョー・ネスボ : 1960年ノルウェーのオスロ生まれ。初めて書いた小説『ザ・バット 神話の殺人』が「ガラスの鍵」賞を含む複数の賞を受賞、作家への道が開ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    クライムミステリは、やっぱりいいなと思わせてくれた。様々な対決、いつまでも安心できない事件の様相、そして時折挟まれる詩的な描写。どれをとっても言う事なし。書かれたのは9.11とその後からほどなくした頃。それに対する自身の動揺と、アメリカのその後についてのクリティカルな表現も目立つ。「ハリーは昨日の雪のことや、テレビの中のツイン・タワーもろとも世界がどんなふうに崩れ落ちるかをみんなが考えているが、世界は昔と大して変わっていない…」「」

  • のぶ

    上巻から続いていた銀行強盗の捜査。元恋人の死の真相を探る主人公の警部ハリー。捜査の過程もさることながら、ハリーの内面も描かれていて、紛いなくこれは警察小説だった。ただ上巻からの登場人物の多さには、下巻に入ってもちょっと手こずった。そんな難点はあるがじっくり読ませる小説だった。あと、もうひとつの難点はこの意味不明のタイトル。何の事かわからず、すぐに手に取る人はあまり無いのではないか?とても損をしているような気がする。

  • chiseiok

    これ読んでる最中にグレイマン新作刊行、めちゃ面白そう…一方本作は相変わらず場面ごとのキャラの判別にいちいちイライラするし(コレは自分のトリアタマの問題かw)何度も中断しよっかなぁと思うんだけれど、これがまた出来ない!ネスボ作品マジ辛い切ない上手い面白いッ!真相にすんなり納得出来るかどうかは別としてそのツイストっぷり凄い。主人公のクズ加減や、魅力たっぷりの脇キャラもいい。そしてこの後に及んで解決していない"奴"の問題!自分は今から「悪魔の星」読むから良いけど、日本刊行順で読んでたら余りに狂おしいわ(^^;)

  • わたなべよしお

     ああ、面白かった。後半、一気の展開に読むのが止められなかった。この本の中で起きた事件だけではなく、「コマドリの賭け」に絡む事件まで、伏線が張られ、しかも、次回、その事件でのベアーテの役割まで示唆されては、もう堪らない。1秒でも早く次作を出版してほしい。

  • RIN

    ジョー・ネスボ最高!!どんでん返しの妙味もさるものながらハリーはじめ登場人物たちの人生、思考、価値観、警察官としてのポリシー等々が丁寧に描かれ物語に深みがあるのが嬉しい。ハリーシリーズ、順番バラバラの3作目で、1作1作のミステリ完成度高いからOK!なんて思っていたが、やっぱりハリーの人生を順に追いたい。これから読む方は全作邦訳されてから読むべし、是非(^_^)v とりあえず、次は『悪魔の星』へGO!おススメです!!

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