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野生のなかへ 谷口ジロー狩猟短編傑作集 ヤマケイ文庫

Jiro Taniguchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635049443
ISBN 10 : 4635049442
Format
Books
Release Date
October/2022
Japan

Content Description

樺太の猟師と日本人女性のサバイバルを描いた関川夏央脚本の『西風は白い』をはじめ、クマを飲み込む大イトウの怪異譚、熊野灘のマッコウクジラ漁師の生き様、死にゆく鷹匠とそばを離れないクマタカ、ロッキー山脈の猟師の独白、跡取り息子をクマに襲われた老猟師の失意と執念、ユーコン川流域で“北のヌシ”白いヘラジカを探し続ける猟師など、谷口ジローが狩猟をテーマに描いた作品7編を収録。

目次 : 西風は白い(脚本・関川夏央)/ ユーカラの森/ 枯柴灘/ 鷹/ 森へ―岩の蹄/ 山へ/ 凍土の旅人

【著者紹介】
谷口ジロー : 1947年生まれ、鳥取県鳥取市に育つ。1975年に「遠い声」で第14回ビッグコミック賞佳作に入選。以後、精力的に作品を発表し続け、『「坊っちゃん」の時代』で第22回日本漫画家協会賞優秀賞、第2回手塚治虫文化賞マンガ大賞などを受賞。著作多数。イタリアやフランスをはじめ海外での評価も高い。2017年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 緋莢

    「これで三人目だ…もうこれ以上の犠牲者を出すわけにはいかぬ 赤毛”が神の山を越さぬうちに何とかせねば…」1780年代の北海道。自分の妹の子供に怪我を負わせた熊を追う男を描いた「ユーカラの森」、アイヌや狩りが出てくると、『ゴールデンカムイ』っぽいと思ってしまう。勿論こっちが先だし、変態は出てこないけど。収録されている7編のうち5編が、70年代、80年代に描いたものなのですが、その辺は絵があまり好みではなく(勿論、上手いのですが)(続く

  • 剛腕伝説

    谷口ジローが描く狩猟テーマの短編集。 この人の描く、自然・動物・伝説は日本の宝かも。 どの作品も圧巻の一言。狩猟犬や狩猟鷹の健気さに胸を打たれる。

  • 劇画タッチで自然も人間も細かに描写されている。同じ狩猟(マタギ)を題材にした矢口高雄作品があるが、こちらのほうが絵的にドキュメンタリー感が強く、より生々しい雰囲気。 ただし、ヤマケイ(山と渓谷社)なのに、「森吉山」を「吉森山」と誤記しているのは、いかがなものか。初版で読んだが、重版で修正されるのか(修正されているのか)どうか、気になる。

  • タキシードハム

    熊が怖すぎる。

  • ishii.mg

    山へ、凍土の旅人、鷹もよかった。解説の関川との出会いと別れが切ない。読者としてはもっとコンビの仕事が読みたかった。

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