Books

日本と日本人を危うくする 安保法制の落とし穴

Jiro Asada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828418353
ISBN 10 : 4828418350
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

元陸自レンジャー・井筒高雄が各界のプロに突撃取材!「戦争法案」の問題点を撃つ!

目次 : 浅田次郎(日本ペンクラブ会長、作家、元自衛官)―特別寄稿 法治国家の崩壊宣言に他ならない!/ 小林節(憲法学者、慶應義塾大学名誉教授)―安保法制と憲法 明白な憲法違反を強行する“バカの壁”/ 柳澤協二(元内閣官房副長官補、安全保障・危機管理担当)―安保法制と防衛・安全保障 政治家に命を賭ける覚悟はあるのか/ 伊勢崎賢治(国際紛争調停人、東京外国語大学教授)―安保法制とPKO活動 国際紛争の現場からほど遠い空論/ 天木直人(元外交官)―安保法制と外交 対米従属からいまこそ自立すべき時/ 植草一秀(エコノミスト)―安保法制と経済 TPPと戦争法案が結びつくと経済沈没/ 半田滋(軍事ジャーナリスト)―安保法制と言論 もはや国民に防衛情報は知らされない!/ 泥憲和(元自衛隊防空ミサイル隊員)―安保法制と現場の自衛隊員 売られてもいない他人の喧嘩を買う愚行/ 井筒高雄(元陸上自衛隊レンジャー)―体験的反安保法制論 自衛隊と日本はどう変わるのか

【著者紹介】
井筒高雄 : 1969年、東京都生まれ。高校は陸上部(長距離)の主将。卒業後、円谷幸吉氏にあこがれて自衛隊体育学校をめざし、1988年陸上自衛隊第31普通科連隊に入隊。自衛隊体育学校集合教育へ。1991年レンジャー隊員となる。1992年PKO法が成立。1993年、海外派兵の任務遂行は容認できないと3等陸曹で依願退職。大阪経済法科大学卒業後、2002年から兵庫県加古川市議を2期つとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 夜間飛行

    軍隊ではない。攻撃されたら逃げろ。相手を誤殺すれば殺人罪だ。ヘタをすれば国を戦争に巻き込む。PKO法に追加された「安全確保業務」「駆け付け警護」は、交戦権のない自衛隊員にとってかなり苛酷な任務だ。補給を絶つのが必勝セオリーなのに後方支援なら安全だと仰る。本書を読みこの法律が実際の戦闘を余り考えていないことが私にもわかった。紛争地に行く自衛隊員はどんな覚悟を持てばよいのか。米韓と共に南シナ海を守るのは、今の軍事力では無理。つまり軍事費を増やし、広大な地域の危険を分担せよと…これは日本ではなく米のシナリオだ。

  • やまはるか

     元自衛隊レンジャー隊員筒井高雄氏による小林節、伊勢崎賢治氏など8氏とのインタビュー中心の安保法制批判。「憲法をいかに安保法制に適応させていけばいいかという議論を踏まえて閣議決定した」中谷元防衛相特別委発言のとおり憲法解釈の変更により集団的自衛権行使を可能とした。安倍信三が祖父から受け継いだ日米安保の延長線にあることであるが、執念とも見える米従属は何故か。何を目指すのか。岸田の防衛力増強も安倍路線と軌を一にする。国民的コンセンサスを無視して現れ出でる様は幽霊か亡霊か。

  • 読書家目指すで

    各々の専門家からの指摘から、最後の自衛隊の目線からの総括はこちらに畳み掛けてくるように勢いがあり、安保法制に対する危機感を覚えた。本書で出てきたアーミテージナイレポートに関してはアメリカに潰された政治家たちを読もうかと思う。

  • Haru

    安全保障体制を整えることは重要だ。自衛権が憲法で認められるとも私は解釈している。9条の趣旨は、硬直的な解釈も含めて、議論を重ねて国民に広がらなければならない。今回の法案は戦争へのリアリティが感じられない。国防を考えるにあたって、安保条約をもってアメリカに従属することは戦略的でないと思う。推進派の本も読んでみようと思う。

  • じゅんじゅん

    著者たちが異口同音にこのままでは自衛隊員は虫けらのように殺されるか?殺人罪に問われるとの危機感をもっていることに驚いた。イヤなら辞めるが簡単にいかない。やめる条件が『許可制』であること辞めないように嫌がらせをされることだと初めて知った。9条護持者が多い中、安全保障の問題上憲法を変えなければいけない。という元自衛官である泥氏の意見に一番共感を感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items