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ひんやりと、甘味 おいしい文藝

Jiro Asada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309023915
ISBN 10 : 4309023916
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

真夏に読みたい冷たいスイーツに関するエッセイを集めたアンソロジー。アイスクリーム、かき氷、カルピス、水羊羹、ところてん、みつ豆……。「おいしい文藝」シリーズ第6弾。「涼」あります。


浅田次郎 (アサダ ジロウ)
1951年東京生まれ。『鉄道員(ぽつぽや)』で直木賞、『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、『お腹召しませ』で中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞、『中原の虹』で吉川英治文学賞、『終わらざる夏』で毎日出版文化賞受賞。

朝吹 真理子 (アサブキ マリコ)
1984年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻前期博士課程修了。「流跡」でBunkamuraドゥマゴ文学賞を史上最年少で受賞。「きことわ」で芥川賞受賞。

植草 甚一 (ウエクサ ジンイチ)
1908年、東京生まれ。文学、ジャズ、映画評論家。『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』で日本推理作家協会賞受賞。おもな著作に『ぼくは散歩と雑学がすき』『ワンダー植草・甚一ランド』など。1979年没。

川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)
1958年、東京生まれ。「蛇を踏む」で芥川賞、『神様』で紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞受賞。

沢村 貞子 (サワムラ サダコ)
1908年、東京生まれ。女優、随筆家。出演作に「赤線地帯」「駅前シリーズ」など多数。『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。おもな著作に『貝のうた』『老いの楽しみ』など。1996年没。

立川 談志 (タテカワ ダンシ)
1936年、東京生まれ。落語家。18歳で二つ目、27歳で真打となり、五代目立川談志を襲名。おもな著作に『現代落語論』『談志人生全集』『新釈 落語咄』など。2011年没。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • れみ

    様々な人が書いた、夏らしいひんやりスイーツについてのエッセイ。暑い夏の時期に読んでたら、ここに出てくるスイーツを買いに走ったかも^^;そして、数ページの短い文章のなかに、それぞれの筆者の個性が凝縮されている感じがしてとても贅沢な一冊。この他に、お肉・ラーメン・ごはん・お鍋・朝ごはんの本があるみたいなので機会があったら読もうと思う。

  • fwhd8325

    私も小さい頃は、身体があまり丈夫でなかったので、アイスクリームもあまり食べることができませんでした。今から50年近くも前のことですが、父と行った三社祭見物の帰り、母には内緒だぞと言いながらソフトクリームを買ってくれたことは、今も覚えています。そして、あのやさしい甘さは、今までに食べたことのない新鮮な味だったことも。記憶に残る食べ物があるだけで、語ることが出来、文章にすることができる。それも素敵なことです。

  • kinkin

    夏はいろんな甘味が登場する季節。手練れの作家やエッセイストが好きな甘味について語る。私の夏の甘味といえば向かいの食料品店に夏だけ現れるアイスクリームケース。その中のホームランバーかちょっと高めのカップアイスを買うかで悩んでいた。でケースを開けっ放しを咎められるのが決まっていてそんなケースも夏休みが終わる頃姿を消すと秋の気配だったなあ。今は年中コンビニに行けばどんなアイスもずらりと並ぶ反面ありがたみがすくない。世の中季節感がなくなってきてから甘味に対する愛情も消えた。図書館本

  • フユコ

    吉村昭さん目当てで。「死が間近にせまった時、この世の名残りに最後に食べたいものはなにか」と吉村さんの友人がいったことから始まる3pのエッセイ。吉村さんは食欲も衰えて固形物も入らないだろうしとアイスクリームを選ぶ。 自分がそういう状況になり選べる状態だった場合、無理して好物を選ぶか食べやすさを選ぶか、まだ決められていない。

  • 九月猫

    アイスクリームが好きだ。とても好きだ。好きな食べものを聞かれたら、米・麺の次にアイスクリームと言うくらい好きだ。米と麺は主食と主食に近いものだから、わざわざ好きと言わなくてもいいのかも。うん、これからはアイスクリームとだけ答えよう。主食のように生命維持に必要でないけれど、心の栄養には必要不可欠なおやつ。今回はクスクス笑えるお話が多く、集中力に欠ける暑さの中で読むのによい感じ。印象に残ったのは、浅田次郎さんと沢村貞子さん。「目分量」だと雑な感じなのに、「目秤り手秤り」だと途端に美しい日本語とお台所の知恵に。

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