Jiro Akagawa

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三毛猫ホームズの殺人協奏曲 赤川次郎 三毛猫ホームズの事件ノート

Jiro Akagawa

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784811328041
ISBN 10 : 4811328043
Format
：
Books
Publisher
：
汐文社
Release Date
：
February/2021
Release Country
：
Japan

Product Description

ピアニストのみすずには、熱心な「ファン」がいる。
全国どのコンサート会場にも必ず聞きに来て、コンサートの感想の手紙と花束を贈ってくれるのだ。
この度を超したファンの正体を、三毛猫ホームズはつきとめられるのか？

Content Description

人気ピアニストの安立みすずは、幸せいっぱいだった。数時間前にプロポーズされて、婚約したばかりなのだ。ところが、まだ誰にも話していない婚約のことを、みすずの「熱心なファン」が知っていた。いつもみすずを見ている「ファン」の正体は？名探偵猫の三毛猫ホームズが推理する！

【著者紹介】
赤川次郎 : １９４８年福岡県生まれ。日本機械学会に勤めていた１９７６年、「幽霊列車」で第１５回オール讀物推理小説新人賞を受賞して作家デビュー。１９７８年、『三毛猫ホームズの推理』がベストセラーとなって作家専業に。多彩なシリーズキャラクターが活躍するミステリーのほか、ホラーや青春小説、恋愛小説など、幅広いジャンルの作品を執筆している。２００６年、第９回日本ミステリー文学大賞を受賞。２０１６年、日本社会に警鐘を鳴らす『東京零年』で第５０回吉川英治文学賞を受賞。２０１７年にはオリジナル著書が６００冊に達した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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  • へくとぱすかる

    読了日：2024/05/08

    ３編収録だったのが前の巻から２編になった。読むのにそれなりの時間はかかるけど、しかし読み応えは大きくなったように思う。タイトル作はクラシックの世界を描くが、ラストを読んであれれ……。謎が解けたと思ったのに、そのあとにこれかぁ。人間ってわからない。後半の「ある男の死」は献身的ということについて、考えさせられる作品。元妻と愛人が、なぜか仲がいい秘密。みんなが「ファン」になってしまうほどの男とは？　あれ、そういえばタイトル作にも「ファン」という言葉が出てくるなぁ。この２作が選ばれた理由ってそれなのかな？

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