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Effective Devops 4本柱による持続可能な組織文化の育て方

Jennifer Davis (Book)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873118352
ISBN 10 : 4873118352
Format
Books
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

DevOpsには技術的な側面だけでなく、開発や運用をはじめとするさまざまな部門を繋げる組織文化を構築するという重要な側面があります。本書では、主にDevOpsの文化的な事柄に着目し、異なるゴールを持つチームが親和性を高め、矛盾する目標のバランスを取りながら最大限の力を発揮する方法を解説します。「DevOpsの4つの柱」としてコラボレーション、アフィニティ(親近感、一体感)、ツール、スケーリングを挙げ、個人と個人のコラボレーション、チーム間や組織全体でのアフィニティの構築、企業全体でのツール選択の考え方、さらに組織がスケールする中でのアフィニティの向上と維持について4部構成で詳述。さらに組織が変化するために「4つの柱」がどのように機能するかについても解説します。組織の内側から変化を起こし、変化を促進して組織全体へとその影響を広げ、持続可能な組織を構築する方法を紹介する本書は、ソフトウェアの開発、運用、組織のマネージメントに携わるすべての人に必携の一冊です。

目次 : 第1部devopsとは何か/ 第2部 コラボレーション/ 第3部 アフィニティ/ 第4部 ツール/ 第5部 スケーリング/ 第6部 devops文化への架け橋

【著者紹介】
ジェニファー・デイビス : DevOpsDaysの世界的なオーガナイザーであり、DevOpsDays Silicon Valleyのローカルオーガナイザー、CoffeeOpsの創設者である。サンフランシスコ地域で複数のコミュニティミーティングを支援している。Chefでは、インフラストラクチャーの構築や管理を単純化するChefクックブックを開発している。また、複数のカンファレンスでdevops、IT文化、モニタリング、自動化について講演している

リン・ダニエルズ : Etsyの上級運用エンジニアである。自動化と運用が好きだというところから出発して、モニタリング、構成管理、運用ツールの開発のスペシャリストとなった。Velocity、DevOpsDays、Monitoramaなどのさまざまなカンファレンスでインフラストラクチャーの自動化、モニタリングソリューションのスケーリング、この業界の文化的改革について講演をしている。DevOpsDays NYCの共同オーガナイザーのひとりであり、Ladies Who Linux New Yorkの運営を手伝っている

吉羽龍太郎 : 株式会社アトラクタ取締役最高技術責任者/アジャイルコーチ。アジャイル開発、DevOps、クラウドコンピューティング、組織改革を中心としたコンサルティングやトレーニングを提供。野村総合研究所、Amazon Web Servicesなどを経て現職。認定スクラムプロフェショナル(CSP)/認定スクラムマスター(CSM)/認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)。Microsoft MVP for Azure

長尾高弘 : 1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒、株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふろんた2.0

    テクニカルな面ではなく、組織を作ることに関する話にだいぶ割かれていた。結局は人が重要。

  • さな

    devopsの本でありオライリーの本でありながらびっくりするほど技術的なことは書かれていない。これは、マネジメントの本である。そして記載されている大半の内容が、ITに関する組織を真面目にマネジメントしてきた人なら思いあたることや一度は考えたことのある内容である。それら頭の中でぼんやり考えていたことが整理されており、一方で自分の組織にdevopsの考え方が必要ではと思い始めた背景が私自身の行動にあるのではないかと内省するにも至った。海外の組織の話なので一部日本には合わないが案外同じ悩みもあるのが面白かった。

  • みぎつた

    DevOpsは文化ってのがよくわかりました。 結局のところ、いかに良い組織を作るかって話に帰着する気がする。

  • shiojojo

    ツールを導入すればdevopsは進むわけではない。文化を変える必要がある。文化を導入することで迅速に顧客に価値を提供できる。開発と運用だけではなく、全員で取り組む必要有。特に非難のない文化と暗黙のルールを蔓延させないことが重要だと思った。人格に難のあるロックスター開発者一人よりも、心理的安全性の担保された普通の開発者の数人の方が成果を出せる。昔、非難のある文化でdevops推進しようとしたが上手く行くわけがない理由がここにあった。devopsとは全員の価値観のズレをなくす環境を構築することだと思う。

  • たけ

    ここまで文化に着目し、それを明文化した本はこれまでなかった、というのは本当だと思う。DevOpsについての1つの答え(答えなのないということに注意する)が出たと思う。これまで様々なカンファレンスで「DevOpsを自組織に適用するには」が語られてきたことが、ようやく一冊の本にまとまった、意味のある本。

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