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オクトーバー・リスト 文春文庫

Jeffery Deaver

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167916688
ISBN 10 : 4167916681
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は最終章で始まる。娘を誘拐され、秘密リストの引き渡しを要求されたガブリエラ。隠れ家で仲間を待つ彼女がドアを開けたとき、そこにいたのは銃を手にした誘拐犯だった。だがご用心、全ては見かけ通りではない。章ごとに時間は逆行、真相が明かされるのはラスト2章!前人未踏の超絶技巧サスペンス。

【著者紹介】
ジェフリー ディーヴァー : 1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行

土屋晃 : 1959(昭和34)年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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物語の構成に慣れる為に読み進んでいくうち...

投稿日:2021/07/06 (火)

物語の構成に慣れる為に読み進んでいくうちに、いつの間にか止まらなくなってしまったのは私だけでしょうか。面白かったです。

ハイドアウト さん | 山形県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ジェフリー・ディーヴァーは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、逆流ミステリ、著者のアイデアは評価出来ますが、阿津川 辰海が解説で激賞しているほどは、面白くありません。本書は、最新刊かと思いきや、8年前のお蔵入り作品、騙されました(笑) https://books.bunshun.jp/articles/-/6131?ud_book

  • Tetchy

    ディーヴァーの久々のノンシリーズの本書は実に変わった構成の作品だ。なんと終章から始まるのだ。物語を、つまり時間を逆行することで物語の前提条件や人物設定が後から判明していき、先入観が覆されていく。そんな小技の効いたどんでん返しが数々散りばめられている。あと最後に付される目次に書かれた各章題を見ながら、各章の写真を見るとまた別の意味が立ち上ってくるのも憎らしい演出だ。とにかく様々な仕掛けが読後に立ち上ってくる作品だ。読み終わった後にも1章から読んだり、終章から再読したりと色んな読み方ができる作品だと云えよう。

  • KAZOO

    ディーバーによる仕掛けのある物語です。最後から読み始めて1章に行くわけです。読んでいて映画を思い出しました。試みは非常に面白かったのですが物語としてはあまり、という感じでした。逆に1章から読んでいったのですがひっかけが最初の方にあり、最後で汗を握る感じになっているのですが…。

  • future4227

    なんて凄い小説!ミステリーなのにラストの最終章から始まり、そのまま小刻みに時間軸を少しずつ逆行していく。なおかつディーヴァーお得意のどんでん返しの応酬も勿論ある。アイディアといい、構成力といい、もはや天才的。普通はこの後どうなるの?って読むものだけど、この前に一体何があったの?というのが気になって、ぐいぐい引き込まれてしまう。最初は何が起きてるのかさっぱりわからないのだけど、逆行するに従って徐々に事情がわかってくる。そして第1章にたどり着いたとき、間違いなくみんな最終章を読み直し、やっと腑に落ちるはず。

  • 遥かなる想い

    2022年このミス海外第5位。 写真を添えた 逆向きに語られるミステリーである。時間を遡りながら、逆に真相が現れてくるという叙述が新鮮で 面白い。 娘が拐われたガブリエラはどう動くのか? そして オクトーバー・リストとは何なのか? 最後の二章を読んだ後、思わず最初に戻って確かめる…そんな不可思議な作品だった。

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