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ISBN 10 : 4296113003
Content Description
宇宙からきた生物学者は、ヒトを「第三のチンパンジー」に分類するだろう。なぜなら、ヒトとチンパンジーの遺伝的距離は驚くほど小さく、非常に近い関係にある鳥同士よりもずっと近い関係性だからだ。だが、わずか数万年の間に、ヒトは人間へと進化した。何が人間とチンパンジーとを分けたのか?ダイアモンド博士の原点とも言える名著に、原書ペーパーバック版のために書き下ろされた補遺2点も収録した完全版。王立協会科学図書賞受賞作。
目次 : プロローグ/ 第1部 単なる大型哺乳類の一種(3種のチンパンジーの物語/ 大躍進)/ 第2部 奇妙なライフサイクルを持った動物(ヒトの性行動の進化/ 浮気の科学/ どうやってセックスの相手を見つけるか?/ 性淘汰と人種の起源/ なぜ年を取って死ぬのか?)/ 第3部 特別の人間らしさ(ヒトの言語への橋渡し/ 芸術の起源)
【著者紹介】
ジャレド・ダイアモンド : カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授。1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブループラネット賞など受賞多数。現在も大学で学部生向けに地理学を教え、引退の予定はない。妻マリーや息子マックスとジョシュア、友人たちと過ごす時間のほかは、自宅近くの渓谷で毎日バード・ウォッチングをし、週何回かはジムでバーベルトレーニングをこなし、週一度はイタリア語会話のレッスンを受け、クラシック音楽の室内楽団でピアノを演奏している。ロサンゼルス在住
長谷川眞理子 : 総合研究大学院大学学長。1952年東京都生まれ。専門は行動生態学、自然人類学。野生のチンパンジー、イギリスのダマジカ、野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどを研究、現在は人間の進化と適応の研究をしている
長谷川寿一 : 東京大学名誉教授。1952年生まれ。専門は動物行動学、進化心理学。ヒト・類人猿の生活史戦略と配偶戦略などを研究。東京大学大学院総合文化研究科教授、同大学理事・副学長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鱒子
読了日:2022/08/17
いぬ
読了日:2022/08/29
やす
読了日:2025/02/15
Book shelf
読了日:2023/01/25
polythenepam_m
読了日:2022/12/23
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