Go言語で学ぶ並行プログラミング 他言語にも適用できる原則とベストプラクティス Impress Top Gear

高い応答性／高性能を実現できる並行プログラミングを習得しよう！本書では、並行処理の原則や技術について総合的に解説しています。Ｇｏ言語を使って並行処理を実装していますが、複雑になりがちなテーマも多数の図と例を交えて、よりわかりやすくしています。Ｇｏ言語の並行処理機能は、他の言語と比べて直感的で把握しやすいものになっており、これらの解説により、数多くの言語の並行処理を理解するための基盤を築くことができます。本書は、ハードウェアを最大限に活用する並行処理を使ってより高性能なプログラムを書きたいという開発者に格好の一冊です。

目次 : 第１部　並行プログラミングの基礎（並行プログラミングへの第一歩/ スレッドを扱う/ メモリ共有を使ったスレッド間通信/ ミューテックスを使った同期/ 条件変数とセマフォ/ ウェイトグループとバリアを使った同期）/ 第２部　メッセージパッシング（メッセージパッシングを使った通信/ チャネルをセレクト/ チャネルを使ったプログラミング）/ 第３部　並行処理のさらなるトピック（並行処理パターン/ デッドロックを回避/ アトミック、スピンロック、フューテックス）

【著者紹介】
ジェームズ・クタヤル : スケーラブルで高性能なコンピューティングと分散アルゴリズムに関心を持つソフトウェア開発者。２０年以上にわたり、さまざまな業界の技術分野で活動してきた。彼のキャリアは、オープンソースのコントリビューター、ブロガー、技術エバンジェリスト、Ｕｄｅｍｙ講師、書籍の著者である。マルタで生まれ、ロンドンに１０年近く住み、現在はポルトガルに住んで仕事をしている

柴田芳樹 : １９５９年１１月生まれ。九州工業大学情報工学科で情報工学を学び、１９８４年同大学大学院で情報工学修士課程を修了。パロアルト研究所を含む米国ゼロックス社での５年間のソフトウェア開発も含め、Ｕｎｉｘ（Ｓｏｌａｒｉｓ／Ｌｉｎｕｘ）、Ｃ、Ｍｅｓａ、Ｃ＋＋、Ｊａｖａ、Ｇｏ、ＴｙｐｅＳｃｒｉｐｔなどを用いたさまざまなソフトウェア開発に従事してきた。２０１７年９月以降、Ｇｏ言語によるウェブサービスのバックエンドソフトウェア開発に携わっている。２０００年以降、私的な時間に技術書の翻訳や講演なども多く行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）