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利他 人は人のために生きる 人は人のために生きる 小学館文庫

Jakucho Setouchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094060317
ISBN 10 : 4094060316
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「誰かのため」なら、もっとよく生きられる―。悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」=人のために尽くす生き方にある。九十歳を過ぎてなお話題作を次々発表し「青空説法」で数千人の聴衆を魅了し続ける作家・瀬戸内寂聴。京セラ創業者にして日本航空の再建も果たし八千人を超える塾生を指導する経営者・稲盛和夫。自ら「利他」を実践し続ける二人が、仏教の教えやユーモアを織り交ぜながら震災後の苦難を生きる「知恵」と「覚悟」を語り合う。「気分が楽になった」「勇気が湧いてくる」読者絶賛の傑作対談、ついに文庫化。

目次 : 第1章 震災を経験して・今こそ、勇気を―「千年に一度」の悲しみを乗り越える法/ 第2章 逆説の人生観・なぜ、いい人ほど不幸になるのか―どんな悪い世の中もいずれ変わる/ 第3章 震災後の生き方・「利他」のすすめ―人は“誰かの幸せ”のために生きている/ 第4章 新・日本人論・日本を変えよう、今―「小欲知足」と「慈悲」を忘れた日本人へ/ 第5章 「利他」の実践・人はなぜ「働く」のか―“誰かのために尽くす”ことが心を高める/ 第6章 生と死のあいだ・「天寿」と「あの世」の話―「生老病死」の四苦とどう付き合うか

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年徳島県生まれ。作家・僧侶。57年『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞。63年『夏の終り』で女流文学賞。73年に岩手・中尊寺で得度。87年より天台寺住職に就任し、無料の青空説法を始める(2005年以降、名誉住職)。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で野間文芸賞。06年に文化勲章、国際ノニーノ賞。08年に坂口安吾賞受賞

稲盛和夫 : 1932年鹿児島県生まれ。経営者。59年に京都セラミック(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年に第二電電(現・KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年に日本航空(JAL)会長に就任し、再建を果たす。2013年より名誉会長。このほか84年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注いでいる。97年に京都・円福寺で得度(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • フジマコ

    利他、この言葉を意識する様になったのは稲盛さんの本を読む様になってから。稲盛さんを意識する様になったのは会社の利益を増やすことを真剣に考え始めた時から。利他の根底に利己があってもいいんでしょうか?世の為人の為は巡り巡って自分の為…この考えはアカン事なんかなぁ?よく分かりません。この本の中で寂聴さんも稲盛さんも凄く人間的なオーラを放っていらっしゃいます。真面目な本かなと思ったけど違いました(^^)お坊さんの言葉を読みながら実家に帰り、幼馴染の坊さんの後ろで40分間の正座に耐えずっと寂聴さんと比べてました。

  • みねたか@

    瀬戸内寂聴と稲盛和夫。功をなし得度して今もなお世の中への働きかけを続ける二人。東日本大震災を契機とした対談。寂聴氏は半年に及ぶ腰椎圧迫骨折の療養から回復したばかり,稲盛氏はJALの立て直しの最中長らくやめていたタバコを再開。二人の対話は,苦しみを受け止めるしなやかさと慈愛にあふれる。すべては流転する。うまくいくときばかりではない。不慮の死という苦しみを引き受けてくれた震災被害者への感謝の念を忘れずに,現状や結果を正面から受け止めてしっかり生きよ。その言葉は暖かい陽射しのよ うだ。

  • Shohei I

    東日本大震災後に行われた、稲盛和夫さん、瀬戸内寂聴さんの二人の仏教者による対談集。 震災後ということで、生死に関するテーマが多く語られています。先に死ぬ者の務めや、残された者の務め、語られることは理解できるのですが、そう思えるようになるためにはどれだけの葛藤が必要なのだろうと感じました。 また、「諸行無常」という言葉をテーマに世の中は常に変わり、人生も同様だと語られています。良いこともあれば悪いこともある、同じ状態はずっと続かない。そういう中で心の平穏をどう保っていけばいいのか修業が必要だと思いました。

  • Mark X Japan

    この対談は、人生を達観した二人の有難い言葉に満ちています。何のために生きるのか、どのように生きるのかを考えさせられました。阿川佐和子さんの解説もよいです。☆:4.0

  • 三上 直樹

    瀬戸内寂聴と稲盛和夫、二人で談論風発に語り合う対論。あまりに彼我に違いがありすぎて、心に響いてきませんでした。

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