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クリスマス・ピッグ

J.K.Rowling

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863896390
ISBN 10 : 4863896395
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジャックは、小さい時からずっといっしょにいるダー・ピッグ(DP)というぬいぐるみが大好きです。DPはどんな時にもジャックのそばにいました。ところがある年のクリスマス・イブに、とんでもないことが起こります―DPがいなくなってしまったのです。でも、クリスマス・イブは、「奇跡と無謀な挑戦」の夜です。そして、あらゆるものに―おもちゃにも―命が宿る夜なのです。ジャックとクリスマス・ピッグ(DPの代用品で、しゃくにさわるやつ)の二人は、「失の国」という魔法世界への息をのむような旅に出かけることになります。しゃべる弁当箱や勇敢なコンパス、「希望」という名の翼をもつモノなどに助けられ、二人は、ジャックの最愛の友だちを、救い出そうとします。おもちゃを破壊する恐ろしい怪物の「失」の手から…。

【著者紹介】
J・K・ローリング : 「ハリー・ポッター」シリーズ(全七巻)の作者。ロバート・ガルブレイス名義でも探偵小説を発表している。こうした文学の発展への貢献を称えられ、様々な賞や勲章を授与されている。また、慈善信託「ボラント」を通じて多くの慈善活動を支援しているほか、家庭養護を実現するための非営利団体「ルーモス」の創設者である

ジム・フィールド : ミュージックビデオや広告のキャラクターデザイナーやアニメーション監督としてキャリアをスタート。現在は、児童書の挿絵画家として活躍。手掛けた作品の多くは様々な賞を受賞し、世界的なベストセラーになった。フランス語の単語を勉強する絵本Monsieur Roscoe On Holidayでは、作家兼イラストレーターとしてデビューした。イギリスのファーンバラで育ち、現在はパリ郊外に在住

松岡佑子 : 翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    児童書。JKローリング版トイストーリーか不思議の国のアリスか。大事にしてきたブタのぬいぐるみDPが、高速道路の窓から投げ出されてしまった。最低のクリスマスイブ。夜中に高速道路へ探しに行こうとしたジャックは、突然動き出したおもちゃたちに驚く。ジャックは、クリスマス・ピッグと一緒に「失(しつ)の国」に乗り込みDPを連れ戻そうとする。失の国にいられるのはクリスマスイブの夜だけ。「失(しつ)」に見つかると永遠に元の世界には戻れない。様々なモノたちに助けられつつ、ジャックはDPを探す▽アニメ化しちゃえばいい。

  • きむこ

    児童書。ぬいぐるみの友人『DD』を取り戻すためデイックとクリスマス・ピッグが挑む冒険物語。大切に扱われていた『モノ』達が捨てられたり失くしたら行く世界が『失』の世界。不思議な国のアリスのようなお話だけれど、JKローリングさんが書くと闇の部分が強調されるので明るいファンタジーではなくもっと感情が描かれている物語。捨てられたモノ達は自分は捨てられたのではなくちょっと忘れられているだけだと信じていてその気持ちが切ない。自分が使っている全てのモノはちゃんと大切にしないという気持ちにさせてくれる素敵な作品。★4

  • Nyah

    ライナスの毛布のように、ジャックはブタのぬいぐるみを大事にしている。DP(ダー・ピッグ)と名付けたぬいぐるみは不安も幸せも分かち合うジャックの親友。ある年のクリスマスイブ、義理の姉になったホリーが高速道路で走行中の車窓からDPを投げ捨ててしまう。恐慌に陥ったジャック。運転していたおじいさんは探しても見つからなかったと。無理矢理連れて帰られたジャックは、ホリーがお詫びにくれたクリスマス・ピッグ(CP)が気に入らない。だけど、CPが無くした物の行く『失の国』へDPを探しに行こうと誘う。大事な物と決別と愛情の話

  • みーなんきー

    子供の本にしては骨太で、読み進めるのに体力と根性を要しました。ジャックが愛するぬいぐるみD Pを探しに行くところからの新世界が複雑でリアルで、時々立ち止まってイメージを作りながら読みました。低学年以下ならこわいかもしれないですね。

  • まろまろ

    おもちゃたちの持ち主に対する想いがいじらしい。形のあるものだけではなく、野心や楽観や希望まで失われていたとは。 どんなものにも魂が宿るのかもしれないと思うと、感謝の気持が高まるような。

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