J.ドナルド・ヒューズ

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環境史入門

J.ドナルド・ヒューズ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000613026
ISBN 10 : 4000613022
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

環境史とは、自然環境を人類史の「外」の条件として扱うのではなく、人びとの営みと相互に影響しあうものとして描く試みである。人文・社会・自然諸科学の融合を特徴とする環境史の学問的な歩みをたどり、その課題と今後の研究のあり方を考える。名実ともに学界を牽引してきた碩学による、環境史入門の決定版。

目次 : 第1章 環境史を定義する/ 第2章 環境史の先駆者達/ 第3章 アメリカ合衆国における環境史の出現/ 第4章 その土地、地域、そして国家の環境史群/ 第5章 グローバル環境史/ 第6章 環境史における多様な論点と方向性/ 第7章 「環境史をする」について考える

【著者紹介】
J.ドナルド・ヒューズ : デンバー大学名誉教授。歴史学(古代環境史)。世界初の環境史学会(米)の創設メンバーであり、欧州・アジアの各種学会にも多大な影響を与えた

村山聡 : 香川大学教授。専門は経済史・環境史。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修士・博士課程修了。ギーセン大学Dr.phil.(ドイツ中近世史)。慶應義塾大学助手、講師、香川大学助教授、ベルリン自由大学客員教授、レイチェル・カーソン・センター研究員、総合地球環境学研究所客員教授、東アジア環境史協会学会長を歴任

中村博子 : フリーランスの翻訳家で、政府の支援業務や映画字幕など幅広く活躍。専門は環境意思決定論。慶應義塾大学法学部卒業、香川大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うえ

    自然という創作物。「幅広い分布の環境決定論者側の端に位置するのが、例えばジャレド・ダイアモンドである。彼の学問的背景は医学と人類学であるが地理学で教鞭をとり…人間社会が自然のマトリックスにどの程度組み込まれているかを議論する。…対極にいるのがウィリアム・クロノンである。彼は…人間は地球全体を改造してしまったため、もはや制約を受けていない自然などはないと主張した。クロノンに言わせれば、原生自然は文化的な発明品である。…自然という発想自体が人間の創造物で、文化と無関係に自然を語ることはできないと考えている」

  • s h i y u

    生活を営んでいる実感が薄れて、内側から崩壊しているような気持ち悪さがあって、環境史に行き着いちゃった。 「人間の繁栄を求めすぎた結果としての環境保護」みたいなものではないし、「環境保護はビジネスに回収されがち」とか、「なぜ政治経済や権力に結びつかないと環境保護は発動しないのか?」の視点から語られることが多いようで、しっくりきている。 良い読書案内にもなり、次はドナルド・オースターを読みたい。

  • takao

    ふむ

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