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ISBN 10 : 4623077152
Content Description
人の「行為」や「生き方」は情報処理論や認知科学で説明できるものではない。「文化」に生きる人間は、その文化に根ざす「意味」とのたえざるかかわりにおいて「自己の物語」を紡ぎだしていく。つねに人間研究のあるべき姿を探求しつづけてきたブルーナーが21世紀への希望を“意味の復権”に託した。ナラティヴにかんする研究がさかんになっている現在、ますます古典的名著としての価値が高まっているブルーナーの主著を、装いを新たに刊行する。
目次 : 第1章 人間研究のあるべき姿(認知革命の由来/ 文化と心理学 ほか)/ 第2章 文化装置としてのフォークサイコロジー(文化心理学とフォークサイコロジー/ フォークサイコロジーの背景 ほか)/ 第3章 意味への参入(物語の力の達成/ 意味の生物学 ほか)/ 第4章 自伝と自己(「自己」をめぐる見解/ 自己研究の要件 ほか)
【著者紹介】
岡本夏木 : 京都大学文学部哲学科卒業。元京都女子大学文学部教授。京都教育大学名誉教授。2009年逝去
仲渡一美 : 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪行岡医療大学医療学部教授
吉村啓子 : 神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)社会文化専攻単位取得退学。関西国際大学教育学部教育福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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