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絶望している暇はない 「左手のピアニスト」の超前向き思考

Izumi Tateno

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093885577
ISBN 10 : 4093885575
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan

Content Description

病で倒れ、右手の音楽を失っても、ほんの少しの絶望もなかった―。半身不随から復帰を遂げた奇跡のピアニストの言葉には、前向きに生きるヒントが詰まっている。

目次 : 第1章 病気をする前もそのあとも、僕は何も変わらない(たとえ今いる場所から落っこちたとしても、そこは新しい地点。地点が変われば好奇心も大きくなる/ 右手を奪われたんじゃない、左手の音楽を与えられたのです ほか)/ 第2章 リハビリ中ほど、笑った日々はない(新しい体験に夢中で、絶望している暇なんてなかった/ リハビリ中ほど、笑った日々はない ほか)/ 第3章 楽しいことを探していれば、嫌なことは近づいてこない(普通の人の歩む道を避けているわけじゃないけれど、好きこのんで人と同じ道を通りたくない/ 心惹かれたら気持ちに従う ほか)/ 第4章 ルートなんて外れていい(どんな楽器でも、語りかければ応えてくれる/ 大気に包まれるように、好きなものと共にいる ほか)/ 第5章 天国はきっと退屈だ(いろんなポケットがたくさんあって、そこから自由にアイデアを取りだして、何ができるかなと考える/ 本は途中から読めばいい。人生にも順序はない ほか)

【著者紹介】
舘野泉 : ピアニスト。1936年11月10日、東京生まれ。東京藝術大学卒。1964年よりフィンランド・ヘルシンキ在住。2002年1月、リサイタル中に脳溢血で倒れるが、2004年に復帰。左手の楽曲を充実させるための募金「舘野泉 左手の文庫」を発足。80歳を超える今も、国内外で年間50近いリサイタルを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    あるがままを受け入れ、次に繋げる発想。無いものではなく、あるものという発想。ただし、これがなかなかできない。ただ、あまり欲張らないで、少しずつという視点を持つことなんだろうと思う。今、この瞬間を。そして、明日への時を。

  • スプーン

    筋金入りの自由人であり芸術家の本。自由だから学べたものがこの方を形作っているのだと思う。本来、人はそうあるべき。社会に流されず、人生に流されて生きていきたい。

  • morinokazedayori

    ★★★★脳溢血の後に右半身が不自由になったピアニストのエッセイ。左手のための協奏曲に精力的に取り組むが、そこに気負いや悲愴感はない。何事も心の向くまま、飾らず気取らず自然体の生き方に、心地よく共感できる。

  • 陽子

    コンサート中の脳溢血で右半身が麻痺してしまったピアニストの舘野泉氏の奏る35の言葉。「病気をする前もそのあとも、僕は何も変わらない」あるがままの現実と自分を受け入れ、好きな事を淡々とやり抜く。「人生には、成熟させる期間が必要」と語る。ブレない、折れない。それまで生きて来た中で、そんな自身を培ってきたのだろうか。「呼吸をするように音楽がいつもある」。左手だけで演奏する氏のピアノの音色からは深い心の世界が垣間見えるような思いがする。「生きている音」「その人が音楽をしている時の存在自体の強さ」わかる気がした。

  • Tadashi_N

    この異様とも言える前向きさ、なんだろう?

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